自分の性格に自信がない
周囲の人からどう思われてるか不安になる
褒められても素直に信じられない
自分の気持ちを理解してもらえず苛立つことがある
本音を出すのが怖い
親友と呼べる人がいない
もし、あなたがこのように感じているなら、これからするお話はとても重要です。このような感情を放っておくと、あなたは幸せになれないからです。
たとえば、自分の性格に自信が持てないまま過ごしていると、だんだん卑屈になっていきます。「どうせ…」「私なんて…」と何事にも及び腰になり、自分の殻に閉じこもっていってしまいます。それでは、あなたが自信を持てるようになる機会に出逢うことすら難しいですし、そのようなチャンスが来ても見逃してしまうことでしょう。
また、誰かが褒めてくれたり、親切そうに言ってくれても、「それって本当に思ってる?実は嫌味だったりしない?」「本当に私のためを思ってくれてるのかな…」と疑心暗鬼になることもあるでしょう。
人の言葉に耳を傾けられなければ、新しい物事や視点は得られません。自分一人のちっぽけな知識や知恵で物事を進めなければならず、失敗しやすくなるでしょうし、後悔することも増えていくでしょう。
本音や感情を表すことで、人から蔑まれたり、バカにされたり、幻滅されたりしたらどうしようと怖がっていては、人間関係に疲れてしまうでしょう。
意思疎通はうまくいかないでしょうし、自分のことも理解してもらえません。気を遣ってばかりでココロが疲弊していくか、意地になって周りから人がいなくなるか…どちらにしても、健康的で、幸せな、楽しい毎日からは遠くなってしまいます。
アメリカのハーバード大学では、「幸福な人生」について75年間研究している研究者たちがいます。この研究は、1938年から2グループの人たちの人生を記録し続けるという研究で、今も続いています。
1グループ目は対象者がハーバード大学2回生のときに始められました。2つ目のグループは、ボストンで最も貧困な地域に住む少年たちでした。この少年たちは、1930年代のボストンでもっとも貧しく、恵まれない家庭の出身でした。
彼らが研究に参加したとき、全員にインタビューを行いました。また、健康診断を受けたり、家庭訪問をして両親をインタビューしたりもしました。これらのティーンエイジャーたちは大人になり、それぞれの人生を歩みました。
工場労働者や弁護士、レンガ職人や医者になり、1人の被験者は米大統領になりました。アルコール中毒になったり、統合失調症を患う人もいました。最下層からトップまで上り詰めた人がいる反面、その正反対の方向へと歩んだ人もいました。
こうやって、2,000名以上の人たちの人生を追い続けた結果分かったこと。それは、幸せかどうか?に、お金や地位、仕事の違いは関係がないということでした。
そして、私たちの人生をより幸福に、健康にするのは「よい人間関係」であるということが分かったのです。
家族、友人、コミュニティとつながりのある人はより幸福で、身体的に健康であるのに加えて、社会関係がより薄い人以上に長生きします。孤独を感じている人は、自分のことを周りの人より不幸と捉え、中年期に健康が悪化し、脳もより早く衰え、孤立してない人と比べて早死にします。
また、大切なのは、友人の数でも結婚でもなく、その人間関係のクオリティーでした。
50歳で人間関係に満足していた人は80歳になっても健康でした。80代で仲のいい夫婦は、身体的な痛みが多い日でも、幸福であることを報告していました。一方、よい人間関係を持たない人は、身体的痛みがある日、精神的痛みに加えて痛みの増長を訴えていました。
さらに、困ったときに助けてくれる、信頼しきった人がいる人たちは、記憶が長持ちします。逆に信頼できる人がいないような人間関係を持っている人は、より早く記憶力の低下を体験するような人々です。
この75年をかけて行われている研究が証明していること。それは、一番幸福だったのは、家族や友人などの人間関係に頼れる人がいる人たちでした。良い人間関係があることで、精神的な緊張から解放され、脳の健康が保たれる期間が長くなり、ココロやカラダの苦痛が和らげられるなどの効果があることを、この研究は明らかにしているのです。
冒頭、自分の性格に自信がなかったり、「自分の気持ちを分かってもらえない」とイライラしたり、本音で話せる友人がいなかったりするまま過ごしていると幸せになれないと言ったのは、こういうことだからです。
では、どうすれば現状を変え、心から信頼できる人を増やし、幸せで健康的な日々を過ごせるようになるのでしょうか?
あなたが幸せになるために重要なこと。それは、「素直になる」ということです。素直になれば、今よりも良い人間関係が築けるようになります。
自分自身を受け入れられるようになり、自信が持てるようになるでしょう。本音で人と向き合えるようにもなります。それだけではありません。物事をあるがままに受け入れられるようになるので、正しい方向性で適切な努力ができるようになり、仕事もうまくいくようになります。
「経営の神様」と呼ばれるパナソニック株式会社の創業者・松下幸之助が、素直なココロを持てばどのようになるか?について、“素直な心の効用十ヵ条”として述べられているので、ごく簡単に紹介します。
なすべきこととは、自分の野心や利害とは関係なく、ただひたすらにやるべきことをやるということです。そういうところから、たとえ困難に直面しても、思わぬ道が拓けてくる、と話しています。
自分の思い通りになるというのは、思い通りになるように自分から順応していくからです。相手をあるがままに認め、相手の思うとおりにしながら導いていくことで、結局は自分の思うとおりになり、事が成っていくということです。
人から何を言われようと、わだかまりやこだわりが残ることは少なくなると言います。素直になることは、私心なく真理に従うという態度なので、大きな安心感が生まれ、細かいことにくよくよせず前向きに考える姿勢が保たれるからです。
素直な心を持てば、物事は常に変化していくものと柔軟な考え方ができるようになるので、現状にとらわれることなく、何が正しいか、何が望ましいか、と自然と考えられるようになり、スムーズに見極められるようになっていきます。
何事も、より良い道を私心なく考え続けていくことができれば、自然と良い知恵も集まるようになり、今まで考えもつかなかった画期的な良い方法が見えてくるでしょう。ピンチをチャンスに変えられる力が「素直さ」だということです。
素直さは、高い見識や深い思慮を生みます。それにより、私心にとらわれず、物事の本質を見ることができるようになり、物事の価値判断が正しくできるようになります。そうすると、つつしみも生まれ、人間力が高まるということです。
感情の行き違いで起こるいがみ合いや揉めごとは、素直な心を持つことができれば、起こらなくなるでしょう。素直な心になれば、感情に振り回されることが少なくなっていくからです。いたずらに事を荒立てることもしなくなります。
人に親切にすることが正しいのなら、仲の悪い人に対しても親切にすることが正しい、という判断が生まれ、実際の姿にもあらわれてくるでしょう。個人的な感情にとらわれるのではなく、客観的に判断できるようになるということです。
素直な心を養い、高めていけば、一人ひとりが持っているそれぞれの個性や持ち味を、年齢や立場、肩書きなどにこだわらず認め合っていけるでしょう。そうすれば十二分に発揮できるようになるでしょうし、より生かされていくはずです。
素直な心になれば、物事の本質が分かるようになるので、いらないことに心を悩ませたり、心配したり、不安になったりすることが減っていきます。心はつねに安らかで安定し、精神面からくる不調は少なくしてゆけるでしょう。
このように、素直になることでさまざまな効果があらわれます。とはいえ、「素直になることが良いことだっていうことぐらい、言われなくても分かっている」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。大昔から言われてきたことですから。
それではなぜ、素直になることは、これほどまでに困難で、無視しやすいのでしょうか?
それは、私たちが社会生活をおこなう上では、いろいろな“とらわれ”が生じやすいからです。
たとえば、生まれたばかりの赤ちゃんは、素直以外のものは何もないと言っていいでしょう。赤ちゃんは、欲しいものがあればそのまま態度にあらわします。これは、ある視点から見れば、素直なココロがそのまま働いている姿と言えます。
ところが、成長するにつれ、さまざまな体験をしていきます。欲求が満たされないこともあれば、不快な目にも合います。そして、それらに対処することも覚えていきます。そのうちに知恵がつき、知識が増え、賢くなっていくものです。
このような姿は、人間としての成長として当然だとも言えますが、同時に、素直なココロは表現しにくくもなっていきます。
たとえば、何か失敗をした時、子どもは叱られるのが怖くてつい嘘をついてしまうことがあります。自分の身を守るための知恵と言ってもいいかもしれませんが、素直になれないという曇りも生まれます。
誰でもみんな素直なココロを持って生まれてきます。しかし、歳を重ね、経験を積んでいくうち、いろいろな考えや感情も積み重ねられ、素直なココロが表に出にくくなってくるのです。
しかも、大人になってから「素直になりたい」と思っても、簡単にはなれません。まず、素直になる方法を知らないからです。傷つかないように、損をしないように、馬鹿にされないように、と自分を守ってきたココロの鎧を脱ぐ方法が分かりません。
中には、自分が素直に生きられていないと気づいていない人もいらっしゃるでしょう。ココロの鎧が頑丈すぎて、自分でも本心が見えなくなっていることもあります。
素直であるということは、感情的にならず、自分の野心や利害といった私心から離れて、周囲の人の考えもあるがままに認めるということです。
自分の感情ばかりを優先していないか。傲慢になっていないか。誰かと対立していないか。「だってあの人はこうだから」と言わず、素直に周囲の人との関係を見直してみると、素直になることの難しさに改めて気づくでしょう。
ですから、私たちが素直なココロを取り戻すには、まずその方法を知ることが重要です。素直なココロを持ち、素直になれない人たちをたくさん見て、課題や悩みを解決してきた人に教わるのが、確実な方法といえるでしょう。
そこで今回、おのころ心平と相談し、実際に素直な生き方を体現されている方をお招きして、じっくりとお話を聴く機会をいただきました。
杉本錬堂さん。天城流湯治法の創始者です。天城流湯治法とは、「自分の身体は自分で守る!」をコンセプトに、温泉療法を基盤に杉本錬堂さんが独自で考案した健康法です。痛みの緩和法、瞑想法、呼吸法、咀嚼法、顔診法などがあり、セラピストや治療家だけでなく、医療従事者や一般向けの講習会も開催しています。
現在、69歳の杉本錬堂さん。子どもの頃は一切の運動を禁じられるほど、病弱だったそうです。自衛隊に入るまでは暗黒の青少年期で、いじめられたり、脅されたり、裏切られたりもしました。やがて自衛隊に入隊。不屈の精神と服従心を叩き込まれ、個を持ちながらも従うことを覚えました。流れに従うことも知ったそうです。
任期満了で自衛隊を除隊後、地元である静岡の伊豆でフランス菓子のパティシエとしてご活躍。1994年頃、伊豆でパラグライダーをしながら天城山を眺めていると、ふと「このままでは観光がダメになる。これからは“癒しの時代”がくるぞ。」と思った杉本錬堂さん。ヒプノセラピーやアロマセラピー、音楽療法、マクロバイオテックなど、さまざまなことを学ぶようになりました。
並行して、伊豆に“温泉療法と大自然の癒しの場”を作ろうと画策。1996年、健康保養による町づくりと地域活性を目指す「ヒーリング・ストーンズ」を設立。 厚労省、運輸省のアドバイザーとして、町おこし活動に従事しながら、湯治司、温泉療法アドバイザーとして海外に招致されたり、レギュラーのテレビ番組を持つまでに。
しかし2007年、それらを辞め、全国を回りながら天城流湯治法の施術や、手技の講演会をおこなうようになりました。ペルーでの世界部族長老会議(シャーマン会議)に招聘されてからは、会議の日本代表となり、世界中のシャーマンとも深いかかわりを持っています。
また、おのころ心平とともに、日本の伝統的な癒しを広げていこうと活動されており、今年の4月には「日本癒しの哲学サミット」にも登壇されました。
おのころ心平いわく、一流のセラピストや治療家には、ある共通点があるとのこと。それは、行きつく先に「遊び心」や「お茶目な側面」があるということ。
「癒しや治療というのは、いつでも真剣勝負です。しかも、ゴールのない探求の場。だからこそ、真面目さや集中力に関しては、人並みはずれたものがある。しかし、それと並行してカラダやココロを緩める極意も心得ている。」そのように話します。
その中でも、杉本錬堂さんは、とにかく「自分の内側のココロ」に徹底的に素直な人。笑うといたずらっ子のような表情と、人を惹きつけるパワー。そして、みずみずしい軽やかさと安心感のオーラを常に放っているのは、徹底的に素直に生きていることが原因のひとつかもしれません。
杉本錬堂さんご自身も「生きることは遊ぶこと」とおっしゃいます。自分のカラダと自然界の調和を感じることが杉本錬堂さんにとっての遊ぶこと。自然の中にいろんな角度でカラダを置いてみて、そこから得られる感覚を味わっているのだそうです。
日本全国を回りながら、また世界の人々とも関わりながら、杉本錬堂さんはココロの悲鳴を聞いてたくさんの人を癒してきました。腰が曲がったままの人、肩が痛くて手が上がらない人、リウマチで手足が動かない人、足を引きずって歩く人、ひじやひざが痛い人、、、そういった様々な症状や困難を抱えた人たちをたくさん見てきました。そして、カラダのゆがみ、ココロのゆがみをととのえてこられたのです。
ですから、素直になれない人の特徴も、そういう人がどのように変わっていくか?という過程も知っています。杉本錬堂さんの知恵や見識を聴き、世界観を体感することで、本来のあなたが持つ素直なココロを取り戻せるでしょう。
幸せになりたい。人間関係でイライラしたり、疑心暗鬼になったりはもうしたくない。誰からも好かれ、信頼されるようになりたい。心から信頼できる友達やパートナーがほしい。そのようにお考えなら、ぜひ杉本錬堂さんのお話を聴いてみてください。日程は以下のとおりです。
日時:2019年11月29日(金)18時〜21時
会場:東京都内(詳細は後日お伝えします)
定員:60名 → 残り5席
受講費:14,800円(税抜)※当日の模様を収録した動画(後日配信)がセットになっています
<事前キャンセルについて>
事前にご都合がつかなくなるなど、 ご参加を中止される場合、 開催日の15日前<11月14日(木)>までにご連絡いただきましたら全額返金いたします。
<キャンセルポリシー>
イベント開催日の2週間前よりキャンセル料が発生いたします。 ご都合がつかなくなった場合等はお早めにサポート宛ご連絡ください。
当日は対談を聴くこと、参加することに集中していただけるよう、収録した動画を後日ご覧いただけるように手配しました。ですから、当日はじっくりと杉本錬堂さんとおのころ心平の対談を聴き、世界観を体感し、浸ってください。
おのころ心平はこれまでに何度もメルマガやブログで杉本錬堂さんのお話をしてきました。それほど信頼し、多くの人に知っていただきたい存在であるということです。私たち事務局もその気持ちは同じ。多くの人に杉本錬堂さんのお人柄や考え方、世界観の大きさを知っていただきたいと考えています。
ですから、今回特別に、ご希望の方には当日の模様を収録した動画をご覧いただけるようにいたしました。編集後のお届けとなりますので、1ヶ月〜1ヶ月半ほどお待ちいただくかと思いますが、ダイレクトアカデミーという会員サイトで公開いたします。
受講価格は同じく14,800円(税抜)。遠方で東京まで行けない、介護や子育てで家をあけることができない…等、様々なご事情があるかと思います。リアルタイムではご覧いただけないけれど、ご自宅で都合の良い時間にぜひご覧ください。
いくら、貴重な機会をお得にゲットできる機会とはいえ、やはり「思っていた内容と違っていたら残念だしな…」と心配になることがあるかもしれません。そんなあなたのために、30日間の返金保証をご用意しました。
このイベントに参加してみて期待していたのと違っていたら、もしくは後日ご覧いただくイベントの模様を観て「必要のない話だった…」と思ったなら、弊社のカスタマーサポートへご連絡ください。
イベント開催後(もしくは動画ご提供後)30日以内であれば、すぐに返金の手続きをすることをお約束します。これで、あなたにリスクは全くありません。
もちろん、返金にあたっては、あなたが困るような質問等をすることは一切ありません。以下の連絡先へお電話、メール、FAX等お好きな方法で「解約します」と一言ご連絡ください。最短2〜3営業日(土日祝以外)で返信の上、返金対応させていただきます。
カスタマーサポートの連絡先
1.メールでの連絡 : support@keieikagakupub.com (24時間受付)
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※メールはまれに届かない場合があります。2営業日以内に返信がない場合は、FAXかお電話でお知らせ下さい。
※こちらの連絡先は、お申し込み後に送られる注文確認メールや、普段お届けしているメルマガの最下部にも記載しています。
先に紹介したパナソニック株式会社の創業者・松下幸之助はこう言います。
素直なココロを根底にもって生きていくところから、人それぞれに願い求めている生活も、幸せも、高められていくのではないでしょうか。
これまでに様々な体験をして来られ、その度にご自身の内側のココロの声に素直に生きていらした杉本錬堂さん。“癒し”に関して、互いにマニアックなほど研究し続けている、おのころ心平との対談は、他ではまず聴くことはできないスペシャルな時間となることでしょう。
意地を張って、余計に対人関係がうまくいかなくなる前に、孤立して誰にも頼れなくなってしまう前に、ココロの鎧を脱ぎ捨て、幸福への道を突き進んでいくきっかけにしてください。おのころ心平、杉本錬堂さんとも、あなたにお会いできるのを楽しみにしています。
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プロフィール
統合医療家
一般社団法人自然治癒力学校理事長
公式メルマガ【パーソナル健康学】(読者数1万6416人※2018年2月26日時点)を毎週2回執筆中。 過去約25年間に渡り、ココロとカラダのリーディングカウンセラー/セラピストとして活躍。著書「病気は才能」は、Amazonのレビューで84件中61件が星5つという高い満足度を誇る(2019年2月現在)。また、DVD版「病気は才能」は203件のレビューで平均4.5(※)。こちらもとても満足度が高い。
呼吸法、ボディワーク、心理療法、生活習慣病予防指導において、各種資格を取得。エネルギー療法、イメージワーク療法にも通じ、アスリートのケガの心理、経営者と職場の心理、美容のココロについて数々のセミナー、指導を行う。これまで25,000件以上(※)のカウンセリングを行い、口コミによる広がりで、全国から予約が殺到。主宰する「自然治癒力学校」は、東京、大阪、京都、神戸、名古屋、福岡、仙台など…全国各地で教室を展開中。 (※)自社調べ