FROM 倭央さおり
おはようございます!
週の始まり月曜日!
月よみ師、倭央さおりでございます。
WAO!WAO!
主人が癌になって
看護中に自分の胸のシコリが
氣になっていました。
あれから5年。
乳がん検診前
私はブルーになっていました。
それは、主人が亡くなって3ヶ月後、
最初に検診へ行った時の事です。
エコー検査をしている時に
画面をずっと見ていたら
黒く、丸いものが十数個、映ったんですね。
それを見た時に
「私も癌か…」と、思ってしまったのです。
診察を待っている間、つい数か月前の
主人の闘病時を思い出して
「私も同じ道を辿るのか…」と。
そんな時に限って
化学療法室に目がいくのです。
奥様の付き添いでしょうか?
ご主人と思われる方が
部屋から出てこられました。
そんな光景を見て
「私には、付き添いで来てくれる主人は
もう、この世にいないんだな…」
そう思うと
泣けてきました。
結局、黒い丸いものは嚢胞と言って
ホルモンのアンバランスにより
乳腺の一部が細くなり、詰まって
水が溜まるものだったのですが、
それより、腫瘍があるという事で
MRIや針生検などで
数回、通う事になり、その度に憂鬱でした。
腫瘍も良性のものでしたが
それでも、なんだか
エコー検査が、ちょっと苦手の私。
嚢胞がある方は
分かると思うのですが
シコリの上を通る違和感が何とも言えない。
なので、足が遠のいて
前回、「1年後に来なさい」と
言われていたのに1年半経過。
先日、検診へ行ってきました。
今回は、マンモグラフィーの時に
右のおっぱいから分泌物が出てきて
不安が過りました。
「え?何?」
不安を抱えたままエコー検査。
シコリの上を何度も何度も
入念に調べます。
「うぅー!この感覚、やっぱり嫌いー」
と思いながら…
そして、診察。
「腫瘍も嚢胞も変化なしです」
「分泌物は、嚢胞内の水です」
「では、1年後にね」
胸を撫でおろしました。
いつもなら
ここで診察室を出るのですが
思い切って先生に話してみました。
検診がブルーなこと。
エコー検査が苦手なこと。
嚢胞が生理前になると痛んで不安になること。
そうしたら、一つ、一つ
答えて頂けました。
閉経前に出来る腫瘍は良性が多いけれど
観察は必要。
それより、閉経後に出来る腫瘍のほうが
注意しなければいけない。
早く発見できたら小さい治療で済む。
苦手だからと、検診を避けるのではなく
1年に1回、検診するほうがリスクは減る。
日頃、頭では分かっているつもりでも
やはり、医師に改めて言われると
説得力があるものだと思いました。
それより、
胸の内を吐露した事が
なんだか、スッキリしたな…
そう思っていましたら!
続けて先生が
マンモの画像を見ながら言うのです。
「まあ、石灰化も変化ないしー」
「へっ!!」
「先生!私、石灰化もあるの?」
「うんーあるよーー色々ー」
って、当たり前のような顔で言う。
「ちょ!ちょっとー!」
「なんで言うてくれないんですかー!」
「5年間、黙ってたんですかーーー!」
「大した事ないし、大丈夫、大丈夫!」
「また来年ねー!」
「えーーーー!」
「ちょっ!まっ!先生ーーーー!?」(笑)
あなたは今年、乳がん検診行かれましたか?
Let’s Joy―!
では、また
来週の月曜日にお会い致しましょう。
倭央さおりでしたー!
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◎編集後記
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家族には検診や病院に
早く行くように口うるさく言っているのに
自分のこととなると
つい足が遠のいてしまっていました。
倭央さんに背中を押されて
私も検診に行きます!
ー 三浦とも子