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【パーソナル健康学】No.183 (2014.10.28)
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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

爪がもろくなったり、
二枚爪になったり、

あるいは、
子供が爪を噛んだり…。

爪に関する症状は、
意外と心理学的です。

爪は1ミリ伸びるのに、
約10日を費やすと言います。

面白いことに、伸びる速さの順は、

中指→薬指→人差指→親指→小指

の順で、そして、利き手の方が
(例えば右利きなら、右手指の方が)
若干、速く伸びるそうです。

※ ※ ※

ではここで、爪の役割を
考えてみましょう。もともと、
動物にとって爪の必要性とは、

1.食べ物の獲得
2.自分を守るために相手を攻撃する

ためにあると言われています。
人間には、その両方ともの必要性が
なくなってきましたが、

いまだに爪は「攻撃性」を
象徴してはいます。

よく引き合いに出される例としては、
自分に弟や妹ができたとき、
嫉妬から、小さい赤ちゃんを
攻撃してしまうのではないか、
という不安を抱き、

それを未然に防ごうと自ら爪を噛む、
ということが挙げられます。

自分が誰かを
攻撃してしまうのではないか…。

その衝動を必死に抑える行為が、
爪噛みに表れると言うのです。

※ ※ ※

親子関係で言えば、

世に有名な
「エディプス・コンプレックス」
※フロイトの示した心理学用語

が現れるケースがあります。

ここでは、男の子は、母親に
無意識のうちに恋をしている、と
解説します。あくまでも、無意識にです。

しかし子供が成長するにつれ、
それが、父親への反発、という
ような形で表れてもきます。

「爪の持つ攻撃性」が、恋敵
である母親の夫(つまり自分の父親)
に向けられるわけです。

※ ※ ※

これは不可思議な現象ですが、
僕が見てきたケースでは、

お父さん、お母さんがべったり
仲がよい、夫婦でがっちり、
絆が深いケースの方が…

子どもはココロのうちに
抑圧している母親への慕情を、
もっともっとココロの奥深くに
隠さなければならなくなります。

ああ、父親を攻撃してはならない、
ああ、母親を困らせてはいけない…

こうした気持ちの代償行為として、
爪噛みが起こるのです。

これは本人も、ご両親も、
まったく自覚のないところで
起こるので、少々厄介です。

「爪を噛むのをやめなさい」

と言っても一向におさまらないのと
同じことで、理性で抑えられる
代物ではないのです。

次回は、爪がもろくなる
ケースはどうなのか?
について考察してみましょう。

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