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【パーソナル健康学】No.160 (2014.9.18)
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FROM 川嶋朗

「冷え」は諸悪の根源。
これが、30年以上、
医師として数多くの患者さんと
接してきた私の実感です。
私の専門は
腎臓病、膠原病、高血圧ですが、
ゆえあって、
ジャンルに囚われることなく、
ありとあらゆる病気の患者さんと
接するようになりました。

アトピーから消化器系、
糖尿病や脳梗塞、がんにいたるまで、
実に多くの症例を診ています。

その経験から、確信したのです。

何かしらの病気を持っている人は
ほとんどの場合、体が冷えています。

患者さんのなかには
摂食障害やうつ病など、
身体の病気ではなく、
精神的な疾患を持つ患者さんもいますが

彼らもまたほとんどの場合、
冷えた体で私の前に現れます。

触診をすると、
思わず「はっ」としてしまうほど、
体が冷たいのです。

手先足先だけの話ではなりません。

お腹の上に手を置くと、
ヒヤッと感じるほど、

たいていの患者さんの体は、
冷えきっています。

それならば、と
体を温めてみると、
患者さんたちの症状は
驚くほど快方に向かいます。

もちろん、
すぐに完治するわけではありませんが、
(なかにはそういう例もありますが、)

痛みやこわばりは「冷え」を取り、
温めることでほとんどの場合
軽減するようです。

冷えているから病気になったのか、
病気になったから冷えているのか、

それは私にも分かりません。

ですが体の不調や病気と「冷え」が、
きわめて密接な関係にあることだけは、
確かです。

体を温めるのにもっとも
効果的な方法はお風呂に入ること。

それもじっくり湯船につかることです。

体を副交感神経優位の状態に切り替え、
心身ともにリラックスさせるためには、

さほど熱さを感じない、
ぬるめ(体温より高く、40℃以下)
のお湯が条件です。

また、体を温めるために
運動も不可欠の要素です。
なぜなら、熱産生に最も
重要なのは筋肉だからです。

特別なスポーツを
始める必要はありません。

ウォーキングなら、
いつでも誰でも行える、
簡単な運動になります。

1日10分でもいいのです。

徐々に時間や距離を伸ばしていって、
1日30分くらい歩くようになると、
体調がよくなっていることが
自覚できるはずです。

PS
病気で死なない生き方を
自分自身で実践しましょう。

http://123direct.jp/tracking/cr/MrksLPrH/178206/11660176

 

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