【パーソナル健康学】No.20 (2013・11・2)
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FROM 安永周平
FROM 安永周平
30を過ぎた頃から、多くの人が、
ぽっこりとお腹がセリ出してきます…
ダイエットしなきゃと思いつつ
行動に移せていない人や、実際に、
ダイエットに励んでみたものの、
あえなく挫折してしまった人など、
「凸腹」に悩む人はとても多いんです。
しかし、なぜ現代人はこれほどまでに
この下腹ぽっこりに悩むのでしょうか。
臨床現場で運動療法などの指導をする
スポーツドクターの稲次潤子氏は、
その理由を次のように語っています。
―――
かつての日本人は、畳の上で生活し、
毎日の布団の上げ下ろし、和式便所で
足を曲げ伸ばし、力仕事や移動で
体を動かすなど、さまざまな筋肉を
使う生活をしていました。
ところが現代は、多くの人はイスに座り
車で移動し、エスカレータを利用し、
メールで連絡を取り、ネットで買い物
をする生活を続けています。
便利で、筋肉を使わない生活になった事が
お腹が出る大きな原因で、現代人がお腹が
せり出すのは、ある意味仕方のないこと
とも言えるでしょう。
―――
確かに言われてみれば、仕方ない…
ひと昔前から随分と生活が便利になり、
運動量は、相当少なくなっていますね(T_T)
でも凸腹は、見た目が悪くなるのは勿論、
「メタボ」の烙印を押されてしまうかも。
秋深まる11月、食欲の秋…
今日はおのころ心平流、
「下腹ぽっこり」の心理的要因と、
それを解消するをみていきましょう♪
便秘がちだったり、
食べ過ぎたりすると下腹に現れる脂肪。
この下腹ぽっこりにも
心理的な作用はあるのでしょうか?
ダイエットの敵、脂肪にも実は大切な
役割があって、熱の放出を防いだり、
組織が傷つかないようにカラダを守るために
働いていくれているのです。
下腹には、大腸や膀胱のほか、女性なら
子宮や卵巣といったとても大切な器官が
ありますから、下腹ぽっこりは、それらを
守ろうとしてつく脂肪…とも言えます。
「脂肪による毛布」と思ってしまえば
憎たらしさも和らぐかもしれませんね♪
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※ちなみに脂肪には、他にも大切な役割が…
>http://123direct.info/tracking/cr/C7eLJiNw/155156/11337235
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そして、下腹ぽっこりには、
もう1つ大きな原因があります。
それは、呼吸の仕方です。
食べ物が胃腸に入ってきた時、
その重みで胃や腸は下がります。
その重みに寄って下腹がぽっこりと
押し出されてしまうわけです。
でも、いくら重くなるからと言っても、
腸がだら~んと下がってしまうことは
ありません。なぜなら、腸を始め、
腹部全体を「腹膜」という膜が支えて
くれているからです。
つまり、この腹膜の力を強くすれば、
「下腹ぽっこり」を食い止めることが
できるというワケですね!
では、どうすれば腹膜の力を
強化することができるのでしょう?
* * *
あなたは「腹式呼吸」をご存知でしょうか?
腹膜の力をつけるには、この腹式呼吸による
深~~い呼吸が1番効果的です。
普段、私たちはお腹の力をあまり使わず、
主に肺と胸郭だけを使って呼吸しています。
また日頃から時間に余裕がなく、焦って
ばかりいると、ストレスでどんどん呼吸が
浅くなり、腹膜の力が落ちてしまいます。
つまり、「早くしないと!」という
焦りのココロが「下腹ぽっこり」を
助長してしまうのです!(ガーン)
さぁ、今日からお腹を使って、
深い腹式呼吸を始めましょう。
深い呼吸をすることで、
焦ったココロもだんだんと
落ち着いてきますよ。
【実践のポイント】
焦った時や、急がないといけない
ような時こそ、目をつぶって大きく
息を吐き出してみてください。
その時にお腹が凹んでいくのを
意識してください。すべて吐き出したら
今度は息を吸いながらお腹が膨らむのを
意識します。お腹の力を使って呼吸を
するのが「腹式呼吸」です。
普段から意識的に腹式呼吸を
取り入れていると、やがて腹膜の力がつき
「下腹ぽっこり」が解消されていきます。
そして、先々週も書きましたが、
深くゆっくり呼吸することで、
なんと、意志の力も強くなるんです!
http://www.personalhealth.jp/mailmagazine20131020/
これは、やらない手はない…ですね。
ぜひ、実践してみてくださいね♪
それでは、よい週末をお過ごしください。
―安永周平
PS
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