FROM 川嶋朗
気を利用した治療は、世界中に存在します。
イギリスのスピリチュアルヒーリング、
アメリカのセラピューティック・タッチ、
名前はいろいろですが、すべて気功治療です。
キリストやお釈迦様が行なっていたのも
おそらく気功治療でしょう。
彼らは思いのままに気をあやつることが
できたから、手をかざすだけで
あらゆる病気を治すことが
できたのではないかと思うのです。
ですが、キリストやお釈迦様の
領域に達している気功師は
この世にいないでしょう。
私の右耳が治らないのが、その証拠です。
私はアメリカ留学後、
突発性難聴にかかり、
結局今も聴力は回復していません。
「どんな病気でも治せる」
と断言する人が私の目の前に現れたら、
「じゃあ、私の耳を治してみてください」
と言うことにしています。
もちろん、治せた人は今までに一人もいません。
なかには
「もう少し時間をかければ治せる」
と言う人もいますが、
「どのくらい時間をかければ
治るのですか。あなたの言う期間で
耳が完全に治ったら私は一生涯かけて
あなたに一億円を払いましょう。
その代わり、その期間に耳が
治らなかったらあなたは一生涯かけて
私に一億円払ってください」
と提案すると、誰も同意しないのです。
結局、そこまでの自信はないのでしょう。
こういう人たちの中には自分の力を
悪用しているケースもあるので注意が必要です。
気を悪用したらそれは邪気に変わります。
邪気を体の中に入れれば、病気は
よくなるどころか、悪化しかねません。
本当に力のある気功師だって、
もちろんたくさんいます。
でも、どんなに力をもっていても
すべての病気を治すことはできない、
私はそう思っています。
真氣光の気功師・中川雅仁さんは、
自分が脳梗塞で倒れたとき、
「どんな人の病気もすべて治してきたから
こんな病気になったのかもしれない。
なかには治してはいけない人もいたんだろう」
と考えていたそうです。
中川さんは、
「気づきなさい」という言葉を
いつも口にしていました。
すでに亡くなってしまった中川さんに
真意を確かめるすべはありませんが、
おそらく、
「どうして病気なったかを考えて、
自分でその原因に気づきなさい」
という意味なのでしょう。
病気の原因は患者さん自信の中にあるのです。
本人がそれに気づいて自分を正そうと
しないかぎり、他人が勝手に病気を
治してはいけないのではないか。
だから、どんな病気も治せる神様なんて
この世の中には存在しないし、
存在してはいけないのだろう。
私はそう思うのです。
「気づきなさい」
という中川さんのお言葉は、心に深く残りました。
そしてこの言葉が原点となり、
「病気は自分の体や心からの
メッセージだから、それに
気づいてください。
そのメッセージにこたえて
自分を正してあげれば、病気は
自然と治るか、進行が止まるはずですよ」
という患者さんへのメッセージが生まれたのです。
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◎編集後記
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なぜこの病気なったのか。
どうしてこの症状が出ているのか。
おのころ先生や川嶋先生のお話を
聞くようになってから、よく
考えるようになりました。
そのせいかどうかは分かりませんが、
実は気にしていた症状が知らない間に
なくなっていたことに最近気づきました。
今は、なぜ消えていったのかを
検証している最中です(笑)
ー 剱 悠子
PS
「治す」という行為は、
お医者さんにしか認められていない行為です。
けれど、困っている人に寄り添って
なぜこの症状が出ているのかを
一緒に考えることは誰でもできること。
そういう人たちには、この生き方は
共感できるのではないでしょうか
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2019年7月21日 12:14 | 緒方秀明 さん
もう十年来の霊障と思いいろんな人にお祓い祈祷をしてもらったのですが、一向に良くならず、今は、逆流性胃炎や、肺が肥大してるらしく、胸が苦しくなったり、体調がすぐれません。良くなりますか?
2018年10月20日 12:08 | オオヤマ トモコ さん
お忙しい中申し訳ありません。
四年ほど前に腰の圧迫骨折から、脊柱側弯になりとなり、歩くこ、立っていることもとても痛いです。
もともと慢性関節ですがこれは薬でコントロールできています。
治りますでしょか?