FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
僕は、自然治癒力学校の
理事長をつとめておりますが、
自然はやさしい、
とは考えていません。
山登りやダイビング、
パラグライダーなど
自然に分け入れば、命のリスクを伴います。
修験道などはその最たるもの。
山、海、川、草原、密林・・・
決して、生やさしくはない、
どちらかと言えば「厳しい」環境に、
なぜ、私たちは
「優しさ」を感じてしまうのでしょう?
※ ※ ※
それは、現代都市生活が、
とても疲れる生活だからだ、といえます。
人工物が多く、
コンクリートもアスファルトも冷たく、
加工食品で素材の良さが伝わらず、
情報過多で脳が混乱させられ、
人間関係が複雑で面倒くさい。。。
そうしたことの対比として
「自然」がいい、
「自然」はのんびりとして
やさしい、と・・・。
でも、これは過大評価です。
あ、ごめんなさい。
でも、言い過ぎとも僕は思わないのです。
※ ※ ※
時々、野山に分け入り、
自然の道を歩いたり、走ったりすると
土のでこぼこで、
腰や足首に相当な負担がかかります。
舗装されたアスファルトの方が
よっぽどやさしいです。
野草やその辺に生えているキノコなど
口に入れるには相当な勇気がいります。
(ほんとうに毒かもしれないですから)
お店に並べられた食品の
添加物、着色料も、毒かもしれませんが、
それでも自然の毒に比べると
まだ、やさしいと僕は思います。
※ ※ ※
自然治癒力学校理事長、
敢えて言いますが、
都市生活の方が、よっぽど優しいです。
あ、
人が憂うつになると書いて
「優」しいの意味が今わかりました。
厳しい自然の中で暮らしていれば、
「人」が「憂」うつになる
余裕などないでしょう。
優しさとは、都市部であればこそ。
狩り、採集、
火おこしなんてしなくても
食材を誰かが届けてくれて、
寝るところも、トイレも、困らない。
都市生活こそ、誰かが誰かを支える
優しさにあふれた環境…。
そして、
そんなふうに考える時間や余裕を
持つことができる奇跡こそ、
「人」+「憂」=優しさの
本当の意味なのかもしれない、と考えるのです。
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自然治癒力学校は
どんな環境でも楽しく優しく生きる工夫を
考える学校。
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◎編集後記
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素材の味が伝わらない加工食品があるから
農家さんが作ってくれたお野菜で
誰かが手間ひまかけて作ってくれた
お料理のありがたさを感じるし、
人間関係が複雑で面倒くさいからこそ、
何気ないひと言で心が救われることも
あるんでしょうね。
ー 剱 悠子
PS
最近では海外でも人気の森林浴も
健康に良いとされている反面、
「山には絶対行きたくない!」
という人もいますが、その理由は
ここを見ればすぐに分かります
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