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【パーソナル健康学】No.81 (2014・3・23)
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FROM 安永周平

2009年に、1874人の男女を対象として
ニチバンが行なったアンケートによれば、
実に女性の94.7%、男性の82.3%が…
つまり全体の90.7%が「肩こり症」だ
という結果が出ています。

それから5年経った今でも、
肩こりの悩みは増え続けています。

肩こりや首回りの凝り…

いったいいつから私たちは、これらに
悩まされるようになったのでしょう?

生まれつき肩こり…なんて人はいません。
子供の頃は大人が言う「肩こり」なんて
どういうものか想像もできなかったはず。

では、今あなたの両肩に乗っかっている、
その不快なものはいったい何でしょう?

今日はおのころ心平流の、
ココロとカラダの観点から、
この「肩こり」に迫ってみましょう。

* * *

時に私たちは「気のせいだ」
なんて言葉を使いますが…

東洋医学においては、
私たちのカラダの中にも、
「気の流れ」があるといいます。

ですから、まずはカラダの中を、
この「気」がくまなく巡っている
…とイメージしてみてください。

現在のようにデスクワークが多いと
無意識に両肩が上がってしまいます。

カラダをくまなく巡っている
「気」の流れから見ると、両肩を上げた
姿勢は、首から上に「気」が集中した
状態をつくってしまうのです。

普段から「やらなきゃいけない事」で
頭の中がいっぱいの人は、この姿勢が
クセになっていて、歩いていても
肩が上がってしまっています。

肩を上げたままだと、いつもセカセカ
考え事をしながら歩く事になります。

すると、本来は足元へ流れる
「気」が足りなくなり、まさに、
「地に足がついていない状態」
になってしまいます。

頭に「気」が集中し、
足元の「気」が少なくなる。

だから、たとえば「気」の分布だけで
カラダの地図をつくるとすると、
まるで宇宙人のように頭デッカチな
状態になってしまうのです。

そして実は、肩こりというのは、
このようなイビツな「気」の流れを
是正しようとするはたらきなのです。

つまり、頭にばかりいってしまう
エネルギーを肩でせき止めて、
足の方に、カラダのほうに
跳ね返そうとしているのです。

実際、肩こり、首こりがあるひとは、
頚動脈に小さな「血栓」ができていて、
血行が悪くなっている人が多いのです。

わざわざそんな血栓をつくってまでも、
上がってこようとする「気」の流れを
跳ね返そうとしてくれているわけですね。

こう考えると…なんだか、
「肩こり」に対して愛着が
湧いてくるかもしれませんね♪

肩こりに対して「鬱陶しい」と
思っていればいるほど、肩こりは、
その存在をアピールします。

肩こりは全身の「気の流れ」、
血液の流れを改善してくれる
ありがたい存在なのだと…

まずは認めて上げることが大事です。

* * *

では、ここで肩こりを感じた時に
やっていただきたい、簡単な
エクササイズを2つご紹介します。

1つはまず、足を肩幅に開いて、
真っ直ぐ絶ちます。そして、
両腕がクロスするように…

・右手を左肩の上
・左手を右肩の上

に置いてください。その状態で、
目をつぶり、頭の方にある「気」の
かたまりをイメージしましょう。

そして、イメージの中で、
その気のかたまりをストーンと
足元まで落とします。

同時に、両腕から力を抜いて
下におろしてください。

これを6回繰返します。

その際、両腕を交互にクロス
させながら行なってください。

このエクササイズを行うことで、
首や肩の負担がずいぶんと
軽減されるはずですので、
ぜひやってみてください。

PS
2つ目のエクササイズは、
動画で解説しています。

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