yasunaga

シミですか?

【パーソナル健康学】No.114 (2014・6・8)
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FROM 安永周平

「肌がきれいなら、女は無敵」

以前、そんなキャッチコピーが
電車の中吊り広告にデカデカと
載っていたことを同僚の女性に
話していたところ…

いつもの3倍くらい、首を上下に
大きく振って頷いていました(汗)。

女性にとっての「肌」というのが
いかに大切なキーワードなのかを、
改めて感じるものがありましたね(^^ゞ

そう。ですから、6月に入って
日差しが強くなっている今日この頃…

女性がお肌の「シミ」を気にするのも
ある意味当然のことなんですね。

ところで、何だか年々
増えている気がする「シミ」。

憎くて仕方ないかもしれませんが、
「シミ」だって、そこにできるのは、
何かしらの理由があるはずです。

カラダは、決して間違わないのです。
ですから、ちょっと心理的な考察を。

* * *

シミのもととなっているのは、
「メラニン細胞」という細胞です。

メラニン細胞は、肌表面にある
表皮の一番下にある基底層という所に
たくさんいます。実は、基底層の
5~15%はメラニン細胞なんです。

では、なぜ「シミ」という形を
成してまで、メラニン細胞は、
そこに存在するのでしょう?

それは、紫外線や外部の有害な
刺激から生まれたばかりのお肌細胞を、
守ろうとしているからなんですね。

つまり、シミは日傘のようなもの。

なかなか愛せないかもしれませんが、
愛すべき存在であるみたいなんです。

* * *

「カラダの気持ちになる」という
稀有な特技(笑)を持つおのころ心平は、
ここにメラニン細胞の母心を感じる…と。

幼い子供を守る母親のような気持ちが
メラニン細胞には宿っているようです。

ただ、この守ってあげたいという心も
行き過ぎると「大きなシミ」になる。
ですから、バランスが重要です。

「過保護」は、子供だけでなく、
お肌細胞の教育上もよろしくない。

お肌も子供も、ある程度の困難には、
自力で対処する力も必要ですよね。

* * *

シミが気になっているあなた。

身のまわりで、手をかけすぎて
いることはありませんか?

お子さん、ペット…
あるいは部下や後輩…

なかなか手放せない仕事、
本当は誰かに任せてしまえば、
スッキリすることなんかも。

人は抱えるものが多いと、
無意識のうちにガードが固くなる。
そのため、ちょっとした刺激にも、
過敏に反応するようになるのです。

メラニン細胞が反応するのは、
紫外線だけではありません。

急激な温度変化や、電磁波など
にも反応するのですが、実は、
「感情の動き」にも反応します。

守らなければいけないものが
多い人ほど、ドキッとしたり、
イラッとしたり、疑いの目を
向けたりと…感情の変化が
激しくなってしまうものです。

その度に、メラニン細胞は反応し、
せっせとメラニン(シミのもと)を
つくっているということです。

* * *

シミは生まれてきたお肌細胞を
守ってくれているありがたい存在

あまり毛嫌いせずに、時々
自分の感情を振り返る機会を
つくってくれているのだ…という
視点を持ってみてはどうでしょう?

PS
カラダに起こる症状には、
重要な心の感情が秘められている…

それを紐解く方法が分かれば、
カウンセラーやセラピストの方は、
仕事の質が大きく向上しますよ。

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