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【パーソナル健康学】No.111 (2014・6・1)
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FROM 安永周平

なんか最近、背中にニキビ…というか
吹き出物というのか…ができるので、
その理由というのを探ってみました。

* * *

背中は、カラダの後ろ側にあるので
見えません。そこにニキビが出来るのは

「隠れた排泄作用」

なのです。カラダに入れては
いけなかったものを背中から
排出している…ということです。

食べ物は口から胃に入り、
胃酸などの消化液で細かく刻まれます。
そして小腸で栄養素が吸収され、
吸収されないものは大腸へいきます。

小腸から吸収された栄養素は、いったん
すべて肝臓へと運ばれますが、その時、
栄養素を受け取った肝臓はこう考えます。

「これは、カラダの中(血液中)に
入れてよいものか、それとも今は
要らないから出してしまおうか…」

このように、血液中に入れるかどうかの
最終関門として肝臓がジャッジします。

そして、「良いものだから入れよう」
となると、そのまま血液中に吸収され、
逆に「これはいらない!」となると、
解毒されてもう1回腸に戻されます。

そして、最終的には便になって
カラダの外に排出されるのです。

ですから、本来は「背中から出す」
以前にカラダに不必要なものは、
肝臓のジャッジで入ってこないはず。

肝臓は、本来ならカラダに良いものと
悪いものを間違えたりしません。

ところが、忙しくて疲れていたり、
食べ過ぎ、飲み過ぎが続くと、
肝臓の判断力が弱まってしまいます。

そして、疲れてしまった肝臓さんは、
パッと見は、よさそうなものに
騙されやすくなり、本来ならば、
不要なものまでカラダの中に
入れてしまうというミスを犯します。

でも、入れてたら…

「やっぱりイヤだ!」

と感じるときもあります。

肝臓の力を信じて、いったん
入れてしまっただけに、カラダは
肝臓に気付かれないように…

「背中から」コッソリ出そうとします。

これが背中のニキビのもとになります。

* * *

さて、カラダではこのような事が
起こっているわけですが…

これと同じようなことって
あなたの日々の生活の中でも
よく見られたりはしませんか?

本当は、

「ありがた迷惑だな」
「余計なお世話だな」

と心のどこかで感じているのに、
相手の気持ちを優先して受け入れる。

メチャクチャ面倒くさいことなら
しっかりと断ることもできるけど、
「ちょっと面倒」なことくらいなら、

「まぁ、いいか」
「ま、しょうがないか」

と引き受けてしまう。

でも、後になってじわじわと…

「なんで私が!」
「やっぱりイヤ!」

という思いが強くなってくるはずです。

いわゆる「優しい人」というのは、
ついつい色んな事を受け入れ過ぎて
しまいます。そして、実はそれは、
肝臓の働きにも反映されるようです。

本当はイヤな、不要な仕事を
引き受けてしまうのと同じように…
要らない栄養素を「つい」、
カラダの中に入れてしまう。。。

背中のニキビができたときは、
あなたが「いい顔」をしてしまう
という事が、カラダにもココロにも
結構な負担をかけているという事です。

* * *

まぁ、会社等の組織にいる限りは、
嫌な仕事を断るのは正直難しい…
というか、無理でしょうけど。

プライベート等、自分自身が
コントロールできる範囲では、
「断る」という勇気も必要ですね!

* * *

さて、今日のような背中ニキビに
潜む心理も1つの例なのですが…

「生理学」と「心理学」というのは、
別々に分けて考えていては、思ったほど
実用的にはならないものです。

しかし「生理学×心理学」というように
掛け合わせてトータルで考えられれば、
あなたの健康において劇的な改善策が
でてくるのではないでしょうか。

「ココロとカラダの繋がり」
「生理学×心理学」

ぜひ、この観点に対しては、
意識的でありたいものですね。

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