【パーソナル健康学】No.117 (2014.6.15)
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FROM 安永周平
先日、健康に関する雑誌を読んでたら
世のオヤジさん方の切実な気持ちが、
綴ってあったわけなんですが…
* * *
ムキムキの筋肉バディになりたいか?
と問われれば、そりゃあポッコリした
下っ腹が気になる近頃の曲線ボディ
よりは魅力的だけど、そうかといって、
そのための辛く苦しいトレーニングは
なかなか気が進まない。
体脂肪8%の細く締まった肉体に、
美しさを覚えることがあっても、
アレはダメ、コレもダメ…の
禁欲的な食事制限なんてイヤだ。
もう若くもないのに、これから無理に、
無理を重ねて肉体改造をしようなんて
思ってないというのが正直なところ。
それは見た目だけに限らずの話で
不摂生による内蔵や血管への負担は
軽減するに越したことはないけれど…
でも、じゃあ出家僧のような生活を
送れるかというと…甚だ疑問。
というより、そもそも
そんな望んでいないわけで。
それでも「あなたは健康ですか?」
と問われると、そりゃ言いたい…
* * *
という、そんな内容の一節に、
超共感してしまいましてね。
そりゃもう首を縦に2メートルくらい
振りまくりながら、カウンセラーも
真っ青の共感力を発揮しましたね。
どうやら、三十路を超えて、
早くもオヤジさんの仲間入りを
果たしてしまった自分を認めるべきか…
その葛藤に、かれこれ30分くらい
頭を悩ませております。。。
とまぁそれはさておき。
実際のところ、不摂生によって
病気になることを気にしすぎて、
不安になりながら過ごす日常は、
何だか窮屈ですよね。
そんな状況をイメージするだけでも
ストレスが発生するでしょう。
「あれをしない」「これをしない」
と自らに制限をかけてしまうより…
1日1日を、ほんの小さなこと
でもいいから挑戦して、能動的に
関わりながら生きていくという姿勢
のほうが、結果的に健康的で病気に
なりにくいカラダをつくります。
* * *
「病気は悪いもの」
「病気は忌避すべきもの」
という大前提に立っていると、
いざ自分が病気になってしまった時、
必要以上に自分を責めたり、
あれこれ理由を探すでしょう。
アイツのせいだ、この仕事のせいだ…
そう思って、自分が置かれている環境や
社会を批判的に見てしまうでしょう。
おのころ心平もよく言いますが、
「病気にならないように」
と思いながら生きる毎日よりも、
「病気になっても大丈夫!
なぜなら私はその時のプランを
ちゃんと用意しているから!」
という生き方のほうが、
精神衛生上はるかに健康的です。
病気になることを避けよう避けようと
不安に怯えながら生きるよりも、
どんな状況においても、その状況と
向き合い、与えられた条件の中で
解決策を探っていくという姿勢。
そして、状況を想定して適用しよう
とする「マネジメント力」こそ
本当の健康力と言えると思います。
「病気は才能」
この、非常識だけど、
あなたの人生をとても豊かにする価値観。
ぜひ、受け入れる勇気を
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