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【パーソナル健康学】No.126 (2014.7.6)
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それは、ある月曜日の午後のこと。

リッツ・カールトン大阪に訪れた
その男性は、恋人の誕生日を祝うため、
次の日曜日に宿泊を予約していた。

コンシェルジュである女性の元へ
サプライズ演出の相談に訪れたのだ。

男性は流行のファッションに
身を包み、手が少し荒れていた。

コンシェルジュである女性は、
こうした状況から、おそらく
彼は美容師だと見当を付けた。

美容院は月曜日が休みの事が多く、
手が荒れやすい職業だからだ。

「失礼ですが…
ファッション関係のお仕事ですか?」

そう尋ねられた男性は目を丸くして、

「美容師です。何でわかったんですか?」

と、驚いた様子だった。

しかし、コンシェルジュは
種明かしはしない。

職業の話題をキッカケにして
その男性と自然に打ち解け、
プライベートの話に花が咲いた。

男性と話しているうちに、
彼女との「思い出の曲」の話に。

その曲について話す男性は
とても嬉しそうだった。

宿泊の当日は、その曲を
客室に流すということが決まった。

男性の話から、チェックインは
夜遅くなる事が予想されたので、
部屋の照明は暗くしておいた…

宿泊したカップルは、
この演出をとても喜んだ。

* * *

これは、実際にあったエピソードです。

さすがは「おもてなしの心」で
名高いリッツ・カールトンホテル。

「手荒れ」というちょっとした症状、
そして、今日が月曜日だという事を
踏まえたうえで気づく、鋭い観察力。

プロフェッショナルの仕事…
というか「心を視るサービス力」に
思わず、色々と考えさせられます。

この話を聞いて思ったのですが…

おのころ心平のカウンセリングは、
まさに同じような事をしているのです。

クライアントのちょっとした症状、
カラダのクセ、行動や仕草のクセ…

相手に受け入れられるような
雰囲気をつくりながらも、実は、
とても細かいところまで観察する。

それも、単なる予想ではなく、
生理学や解剖学などの科学的な
観点も考慮に入れながら…

最初は警戒心を持っていた相手と
徐々に打ち解けていくと言います。

そのユニークな手法で評判となり、
口コミだけで2万件を超える程の
依頼が殺到したというわけです。

もちろん、過去の現場での
膨大なカウンセリング経験が、
その方法に磨きをかけています。

しかし、その手法のベースとなるのは、
やはり、人間のカラダに関する知識と、
それらと結びつくココロの関係…

こういった事を知り尽くしている事が、
他のカウンセラーと確固たる「違い」
を生み出しているのだと思います。

* * *

あなたがカウンセラー、セラピスト、
あるいは各種治療家として、日々、
仕事をしているのであれば…

こういった知識や視点があるのは
大きな強みになると思います。

何気ないことへの観察力で、
生理学という根拠ある視点で、
相手のことを深く理解する…

もし、それができれば、
カウンセリングの質は上がり、
仕事の幅も広がると思いませんか?

事実、僕自身も、健康の事で
悩んだら…そういった事まで考えて
くれるような治療家を選びたいですし、
そう思うのは僕だけではないはずです。

生理学をはじめとするカラダの知識、
そこに宿るココロを理解すること。

それは、あなたの仕事、ひいては、
自分の人生を豊かにしてくれる手段…

ぜひとも、身に付けておきたい
知恵であり技術であると思います。

PS
そんな、おのころ心平の独自の手法。
生理学と膨大なカウンセリング経験に
基づく手法を学ぶにはこちらがオススメ

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