【パーソナル健康学】No.129 (2014.7.13)
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FROM 安永周平
「進研ゼミ」で有名なベネッセで
個人情報流出事故が発生しています。
昨日のYahoo!ニュースによれば、
既に760万件の流出が確認され、
最大で2070万件に上る可能性も
あるということなのです。
ベネッセのメインの事業は、
子どもを対象として通信教育。
つまりは今回の流出事件で、
幼稚園児から高校生までの、
18歳以下の子ども達の情報が、
流出したということになります。
僕らのようにメルマガを運営する
立場の人間とっては、これは
決して他人事ではありません。
今一度、個人情報の取扱いについて、
細心の注意を払いたいと思います。
* * *
ところで、あなたは、
「2016年1月」に導入される
制度についてご存知でしょうか?
これこそ、他人事ではない、
日本全体に導入される制度。
『マイナンバー制度』です。
国民一人ひとりに
12桁の番号を割り当てて、
氏名、住所、生年月日、
所得、税金、年金…
などの「個人情報」を、
その番号で一元管理する
共通番号制度のことです。
希望者には、番号と顔写真などが
記載された個人番号カードが
交付されるということですが…
2016年1月には導入が、
既に「決定」しているのです。
あと1年半後には、そんな制度が
導入されるというのに、まだ何も
知らないという人も多いのでは?
このマイナンバー制度…
もちろん、メリットもあります。
医療においても個人の健診情報が
蓄積されるし、保険やサービスの
利用、年金の支払いなど…
あらゆる手続きを、
12桁の共通番号で出来るので、
利便性はとてもよくなるでしょう。
しかし、その一方で、
今回のような個人情報の流出や、
目的不明確な用途に悪用される等、
様々な危険が起こる可能性も…
そのデータを取り扱うのは国です。
年金記録が消えていた問題は、
まだ記憶に新しいと思いますが…
その経験から学んだしっかりした
管理体制であってほしいですね。
* * *
こういった話というのは、
堅苦しい面もあり、ついつい、
目を背けてしまいがちです。
しかし、2016年1月を迎えた時、
「そんなこと知らなかった」
では済まされないのが現実。
医療制度においてもこれから
色んな改革が起こるでしょう。
その中で、私たちは自分の健康、
あるいは子供や家族の健康を、
自分で創っていく必要があります。
「その中で自分自身が
何を選択するのか?」
「そのために自分は何を
知っておく必要があるのか?」
これまでのように
自分の健康を病院・医者任せに
している場合ではありません。
「セルフケア」というのは、
これからいっそう重要度が
増してくることだと思います。
・ベネッセの情報漏洩事故
・マイナンバー制度の導入
…なんだか、どこか遠い国の
話のような気がしてしまいます。
しかし、こういった機会にこそ、
自分が何を選択すべきかを考え、
自分のカラダについて知る。
そして、本当の意味での健康を
見つけるキッカケにしてみては
いかがでしょうか?
PS
8/24(日)@大阪
本当の意味での健康を考えるのに
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