【パーソナル健康学】No.158 (2014.9.14)
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FROM 安永周平
こないだ、初めて2日間に渡り、
セミナーの講師をした時のこと。
少人数ではあったけれど、
受講生の方々はほとんどが、
社長さんや起業家の方々。
1番後ろの席で斜めに構えて
座っている社長さんなんて、
なんだか僕の狼狽えっぷりを
楽しんでいるように思える…
「超、居心地悪い。。。」
自分自身がメインで講師を
務めるセミナーは初めて。
なおかつ2日間という長丁場。
セミナーの序盤なんて、
なかなか空気が暖まらずに、
居心地の悪さは最高潮だった。
この社長さんたちだって、
なんだってこんな30歳そこらの
若造に教わらなきゃいけないのか…
なんて思ってやしないかと
だんだん不安になってきた。
「自分に講師の資格はあるか?」
ついつい、そんな思いが
頭を過ることも何度もあった。
実際、2日間のセミナーが
終了してから振り返ると…
正直に言って、僕自身もあまり
満足のいくものではなかった。
しかし、同時にたくさんの
改善点も見つけることができた。
自分が改善すべきポイント、
成長できる余地をたくさん
見つけることができた。
何より、この2日間で、
『度胸』が付いたのだけは、
まず間違いないと思う。
「自分のコンフォートゾーンを
出た時に、人は最も成長する…」
この言葉、誰が最初に言ったかは
ちょっと分からないのだけれど、
今では色んな人が言ってる言葉。
コンフォートゾーンとは、
言ってみれば居心地のいい環境。
この講師経験は、僕にとって
「コンフォートゾーンの外」
にあったのは間違いなかった。
* * *
さて、実は、昨日は東京で、
おのころ心平が半年間かけて、
「一流」のセラピストを養成する
少人数講座の最終回があった。
僕自身、6回全てにスタッフ
として参加していたけれど、
最終回の受講生の方々の姿が
とても印象的だった。
おのころ心平も言ってたが、
皆さんとてもいい顔になり、
なぜかキレイになっていた(笑)。
セラピストとして、人として
成長を遂げた姿が、外見までも
魅力的に感じさせてくれていた。
この半年間、受講生にとっては、
普段は目を背けがちなことにも、
真正面から必死で向き合うことが
本当に多かったはず。
それらは、間違いなく
「コンフォートゾーンの外」
にあった行動だと思う。
自分のコンフォートゾーンを
抜け出す決断、そして行動を
実際に起こしたからこその変化。
半年間の間に起こった変化を
色々聞かせてもらったけれど…
この環境がとても大きかったと。
仲間の存在があったからこそ
普段は目を背ける新たな行動にも、
取組めた事が本当によかった…と。
* * *
人は現状維持を好む生き物。
だから、あらゆる手段を使って、
このコンフォートゾーンに
とどまろうとするもの。
新しい可能性が目の前にある時も、
今現状が、どれだけ効率が悪く、
無意味な状況だったとしても…
そんな時でさえも人は
コンフォートゾーンの中にいたがる。
自分にとって新たな行動というのは、
なかなか起こせるものではない。
でも、だからこそ
自分から環境を変えること、
一歩踏み出すという行動が、
今の変化の多いこの時代に、
必要とされているのかも…
そんな事を思った1日だった。
PS
「病気は才能」という価値観を
受け入れることも、ある意味、
コンフォートゾーンの外にある。
けれど、それを受け入れた時、
病気が才能化され、大きく成長する
チャンスが訪れるのかも?