【パーソナル健康学】No.205(2014・12・5)
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
★おのころ心平、
今年ファイナルの一般講演会!
12.14(日)京都で開催です。
ココロとカラダの
カウンセリングをして20年。
つくづく感じてきたことがあります。
食事、大気、光、音、
住んでいる家、職場環境、
職場までの通勤環境、
テレビや新聞、
人のココロは毎日、それらに左右され、
コロコロ転がるように反応しています。
(ココロとはコロコロを語源とする、
と言う話さえあるのです)
しかしながら、
このココロにもっとも影響するのは、
僕はやはり一番は、「人間関係」
だろうと思っています。
※ ※ ※
自分を取り巻く人から発せられる、
そのひと言が…
その態度が…
その考え方が…
私たちのココロを元気にもし、
また一方、ストレス状態へと陥れ、
ココロの自由な運動を止めてしまいます。
柔軟にコロコロしているのが
ココロにとっては健全なので、
硬化してしまうココロは、カラダの
柔軟性をも奪ってしまうのです。
※ ※ ※
しかし、その硬化の仕方
というのが、非常にパーソナルで、
誰でもが同じ状況でそうなるとは
言い切れません。
怒りが肝臓、
恐れは腎臓、
不安は消化器系…
と伝統医学は教えてくれます。
しかし、それが
どうつながって、今のカラダの
症状につながってしまったかは、
やはり、人それぞれなのです。
※ ※ ※
僕のカウンセリングでは、
ココロがどのようにカラダに
作用しているかを、その
クライアントさんのケースで
いっしょに考えています。
怒り、恐れ、不安…。
確かに怒りは肝臓に
影響をおよぼしやすい。
しかし、その根源は何でしょう?
と話を進めると、クライアントさん
の話は、過去の人間関係、
今の人間関係におよび、
自分をストレスに陥れた
幾人かの人物が登場します。
「こんなにひどいやつに、
こんな目にあったんですよ。」
「うちの夫が、
最大のストレス源です。」
カウンセラーの鉄則としては、
まず共感がないと始まらないので、
「いやいや、僕は、
いいだんなさんだと思うなー」
とか
「それは、その人もそう言って
しまう気持ちにもなりますよ」
とか、言ってしまってはおしまいです。
クライアントさんのココロが
味わっているストレスを、
その立場になって感じてみないと、
本質的な改善点も見えてきません。
※ ※ ※
…複雑な人間関係に
さらされるココロ。
様々な人間関係による
ココロの機微や感情というのは、
その時、様々なパターンで
それぞれの当事者に特有に生じます。
同じ状況でも、
この人とこの人の場合だと、
「怒り」が強く生じ、
この人とこの人の場合だと、
「恐れ」が強く生じる。
ということが生じるのです。
だからこその、人間関係…。
人間関係を制することは、つまり
健康を制することになるのです。
★おのころ心平、
今年ファイナルの一般講演会!
12.14(日)京都で開催です。
PS
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