kawashima

【パーソナル健康学】No.243 (2015.1.22)
>>メルマガの購読はコチラから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
FROM 川嶋朗

病気にならずに若々しく
元気でいるためには、

・こんなことをやるといい
・こんな食べ方をすればいい

と雑誌や書籍、インターネット
など、巷にはさまざまな
“健康法”があふれています。

ところが実は、ほとんどの人が
“常識”だと思っていることに、
医学的な根拠がなかったり、
間違っていたりすることが
少なくありません。

それに、病気を予防できると思って
やっていることが、医学的には
間違っていることも多いのです。

健康になるためにやっている
つもりの“健康法”が、逆に
病気を呼びこむリスクを
高めていることが少なくない。

これから、このメルマガでは
そんな危険性を検証し、警鐘を
鳴らしていきたいと思います。

 * * *

たとえば、水風呂で冷えを
解消できる人もいますが、それは
自分で熱をつくれる人だけです。

多くの人は自分で熱をつくる力が
不足しているために冷え症に
なっていて、普段から冷え症の人が
毎日水風呂に入ったりすれば
ますますカラダを冷やして
病気を呼び込んでしまいます。

世の中にはたくさんの健康法
がありますが、万人に合う
健康法は存在しません。

人間は地球上に70億人も
存在していて、一人ひとり皆、
育ってきた環境や生活習慣も
違えば、遺伝的要素も違います。

「◯◯健康法」と言われて
いるものは、実際にそれを自分で
やってみて効果があった医者や学者
それに芸能人や有名人たちが
メディアを通して広めています。

効果があった本人たちですから、
いいものだと熱心にすすめます。

それで、あの◯◯さんが言って
いるのだから、自分にも
効果があるに違いないと
カン違いしてしまうのです。

しかし、これらは誰にでも
効果があるとは限りません。

自分に合う健康法は、
自分の体が1番知っています。

実際にやってみて、体調がいいな、
元気に過ごせるなと感じる健康法
を続ければいいのです。

 * * *

また、医者や学者が提唱する
◯◯健康法というもののなかにも
その医学的裏付けが不十分なもの
があることも少なくありません。

たとえば、

「1日1食で長寿遺伝子の
 スイッチを入れる」

という健康法も、実は根拠と
されていた論文に欠陥があった事
が医学研究チームに指摘されて
今では医学的に否定されています。

さらに、たとえば
医学論文のうち9割は、

塩分をたくさんとると高血圧
になって動脈硬化になるとか、
コレステロールを控えめにしないと
動脈硬化になるとしていますが…

残りの1割はまったく反対の
データを発表しています。

実は、常識の根拠とされて
いる9割の研究は、残り1割に
示されたデータをわざと
見ないようにしているのです。

現代の医学では、ひとつのことを
言うために、あえて他の研究を
見ないという欠点があります。

どんなに医学的に「常識」
とされていることでも…

両方の研究をしっかり見て
おかないと、9割の論文によって
すすめられた健康法を妄信的に
続けていたら、思わぬ病気を
呼び込んでしまった…
ということになりかねません。

「自分自身」に必要な方法は何か?
という視点を、常に持つように
心がけてみてください。

PS
逆に病気を呼び込んでいる健康法…
もっと詳しく知りたい方は、
こちらの書籍を読んでみてください。

ブログにコメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。* が付いている欄は必須項目です。