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【パーソナル健康学】No.278 (2015.3.24)
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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

総合病院に行っても「総合的に」
診てくれるお医者さんっていませんね。

目なら眼科、耳なら耳鼻科、
内臓なら内科、
内科も循環器科、消化器科、
泌尿器科、などに分けられます。

頭痛の場合だったら、
内科で駄目なら脳神経科でしょうか。
精神的に問題があるとされれば、
精神科というのが待っています。

「科」というのは、もともと
「分ける」って意味があるそうですが、

だから「科学」とは、
物ごとを「分けて」考える学問ってことです。
現代医学も科学ですから、
それゆえ、カラダをバラバラにして考える
解剖学が基礎になっています。

※ ※ ※

統合医療(とうごういりょう)とは、

英語で、
integrative medicine
インテグレ―ティブ・メディスン。

西洋医学に代替医療を加えることで、
病気の早期発見や予防、根治、
健康維持の増進などを目指すもの、

あるいは、

慢性疾患の治療や予後の療養、
また近代西洋医学では
治療不可能と言われた症状に対して、
伝統医学や相補・代替医療を用いて
治療する医療、

とされています。

しかし、
日本における統合医療のパイオニア、
帯津良一先生の統合医療に対する
解釈はもっと次元が違います。

統合医療を単なる技術論におさめず、

いわく、

・治しと癒しの統合、
・物理的治療と自然治癒力の統合、
・解糖系とミトコンドリア系の統合、
・エビデンスと直観の統合、
・他力と自力の統合、
・治療者と患者の統合、
・身体と心の統合、
・肉体性と霊性の統合、
・目に見える世界と目に見えない世界の統合、
・生と死の統合

など、科学的にバラバラにされてしまった
さまざまな側面を統合していこうという姿勢です。

※ ※ ※

アメリカでは、歴史的に
「ホリスティック医療」が
先に起こりましたが、

目に見えない
スピリチュアル性に重きが置かれ、
スピリチュアリストの発言が
大きくなりすぎ、
医師がどんどん離れていった、
という経緯がありました。

その反省に立って
インテグレーティブ・メディスン…

医療のエビデンスを軸にしつつ
様々な代替医療を、今の医療に
統合していくという流れができたのです。

それを牽引してきたのが、
アリゾナ大学のアンドルーワイル博士。

Wikiの「統合医療」という項目にも

「統合医療(とうごういりょう、
英語 Integrative Medicine)とは
西洋医学による医療と代替医療を
あわせ患者を治療することである。
米国ではアリゾナ大学の医学教授
アンドルー・ワイルにより研修教育が
おこなわれている。…」

と冒頭から紹介されているような
著名な人物です。
TIME誌の表紙も飾りました。

※ ※ ※

帯津先生とも友人で、
僕の恩師、上野圭一先生とも親友、
(ワイル博士の本の翻訳のほとんどが上野先生)
僕が尊敬する山本竜隆先生の先生である
アンドルーワイル博士。

この大博士が、
なんとこの4月に来日し、
シンポジウムを開催する
というじゃないですか!

代替医療、セラピスト、健康食品販売、
自然治癒力活性、ナチュラルコスメ、
自然食に携わる方々なら、

一度、同じ会場で同じ空気を吸っておいた
方がよいでしょう。

そして、そんな機会は
今後ほとんどないかもしれません。

万障繰り合わせるとはこのことです。

僕も東京(4月25日)京都(4月26日)、
どちらも招待いただいていますので、
前の方に座ってます。
ぜひぜひ会場で声をかけてくださいねー!

ワイル博士来日シンポジウムお申し込み

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◎編集後記
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ワイル博士が!

日本でシンポジウムを開く!

こう聞いたら
いてもたってもいられない
状態に陥ってます笑

これからの日本で
きっとキーワードになる
「統合医療」

インテグレ―ティブ・メディスン。

これは必見です。

PS
なぜこれほどまでに
おのころ心平が
「統合医療」と言うのか。

その理由は
これでヒントが見つかります

ー 剱悠子

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