kawashima

【パーソナル健康学】No.279 (2015.3.26)
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FROM 川嶋朗

1日2リットルの水をとると、
血液はサラサラになる

こう思い込んでいる人がたくさんいます。

これは、

「心筋梗塞と脳梗塞の原因となる
 血栓を防ぐためには、水分をとって
 血液をサラサラにするように」

と医者が指導してきたためです。

そこで、「水飲み健康法」などが
よく取り上げられて

「1日2リットルは飲む」
ことが推奨され、

どこへ行くにも
ミネラルウォーターのペットボトルを
もち歩く人が増えています。

しかし、水をたくさん飲めば
血液がサラサラになる
わけではありません。

それどころか、
水を飲み過ぎると、

血液がサラサラになるどころか、
体を冷やして体温が下がり、

逆に血液が
ドロドロになってしまうのです。

血液の粘度は温度によって変わります。

血液の温度を下げると、
粘度が上がってドロドロの状態になり、

温度を上げると、
粘度が下がってサラサラの状態になります。

そのため、低体温になると
血液の流れは滞るのです。

さらに、血流が滞ると、
代謝によって生成された老廃物を
肝臓や腎臓に運び込むことも
スムーズにできなくなるため、

不要なものが毒素となって
病気を呼び込むリスクも
高めてしまいます。

体質的に水分を溜め込みやすい人、
冷えやすいタイプの人が、

「2リットル」という数字だけに
とらわれ過ぎて、
体が求めてもいないのに、
むやみに水分をとり過ぎてしまうと、
冷えをひどくしてしまいます。

ましてや、
缶コーヒーや清涼飲料水などの
糖分が多い飲料は、
さらに体を冷やす作用があるので
気をつけましょう。

そして水や清涼飲料水、ジュースなどで
多くの水分をとり、低体温(冷え)に
なっている人は、

代謝が悪くなっているため、
本来なら燃焼してしまうはずの
血糖や中性脂肪、コレステロールが
体の中に残ってしまいます。

そのため、高血糖や高中性脂肪、
高コレステロールとなってきて、
生活習慣病のリスクも
高めてしまうのです。

冷たい飲み物や、
アイスクリームなどの冷たい食べ物の
とり過ぎにも注意しましょう。

水やお茶はなるべく
常温以上で飲むことです。

冷蔵庫に入れてあったものは、
常温に戻してから飲食しましょう。

または温めて、
体温よりも高い温度のものを
飲むようにするといいでしょう。

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◎編集後記
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会社のウォーターサーバーの水は
とってもとっても冷たいのです、、、

あまりに冷たいので
お湯割りにして飲んでいたのですが
それは良いことだったんですね。

冷たすぎる水だからこそ
お湯割りにしていた
=体にとっては良いことだった

と思えば、
あのウォーターサーバーにも
感謝できます♪

PS
今までネガティブにとらえていたことも
違う視点から見ればポジティブな理由が
見えてきます。

おのころ心平が言う
「病気は才能」もきっとそうですね。

「病気は才能」だという理由は
こちらからご確認くださいね

ー 剱悠子

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