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【パーソナル健康学】No.286 (2015.4.7)
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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

今月4月1日、
日本最高齢の大川ミサヲさんが
老衰で亡くなられたそうです。

117歳と27日。

ミサヲさんは、日本における
歴代最高齢の人物であり、

また

アジアにおける
歴代最高齢の人でした。

そして、世界全体でも
史上5番目に長生きした
人なのだそうです。
(ちなみに1位はフランスの
ジャンヌ・カルマンさん)。

※ ※ ※

ミサヲさんは、1898年3月5日に
大阪市北区天満で誕生。

1898年と言えば、19世紀です。
20世紀という100年をそのまま、
またいでいますから、桁違いです。

年号は明治31年。
この年はまだ、幕末の歴史人物である
勝海舟や黒田清隆、ジョン万次郎が
存命していたといいますから、
まさに、歴史的長寿ですよね。

※ ※ ※

考えてみれば
この117年間の間に起こった
社会変化こそ
未曽有の大変化だったことでしょう。

20世紀のできごとを
ざっと振り返ってみても

1904年 日露戦争
1911年 辛亥革命
1912年 大正元年
     タイタニック号沈没
1914年 第一次世界大戦
1916年 アインシュタイン、
一般相対性理論
1917年 ロシア革命
1929年 世界大恐慌
1933年 ナチス政権誕生
1939年 第二次世界大戦
1945年 終戦
1950年 朝鮮戦争
1951年 戦後初の旅客機
(羽田ー伊丹)
1955年 自民党、社会党、五十五年体制
1958年 東京タワー
     白黒テレビ・洗濯機・
冷蔵庫の三種の神器ブーム
1963年 ケネディ大統領暗殺
1964年 東京オリンピック
  新幹線開通
  カラーテレビ
(Color television)・
クーラー (Cooler)・
自動車 (Car) の3C
1971年 ニクソンショック
1973年 オイルショック
1980年 イラン・イラク戦争
1985年 日航ジャンボ墜落事故
  プラザ合意
1986年 チェルノブイリ原発事故
1995年 阪神淡路大震災
  地下鉄サリン事件

と怒涛の100年です。

生活様式も
飛脚から、全国郵便、固定電話、
携帯電話、インターネット…

徒歩、御輿、馬車、
車、飛行機、新幹線…

住宅も、食文化も、
通信・交通のあり方も
激変に次ぐ激変だったことでしょう。

※ ※ ※

僕は、健康長寿の秘訣とは、

昔の人が、自然たっぷりの中で
生きていたからでも、
頑強な体質だったからでも、
食がよかったからでも、
トイレの座り方で
腰が強かったからでもなく、

ただただ、
この100年の劇的な社会変化に
身も心も上手に
キャッチアップできたこと、

それに尽きるのではないか、
と考えています。

大川ミサヲさん自身、
長寿の秘訣として、

「美味しいものを食べること」
「ゆっくり暮らすこと」
「よく寝ること」

とおっしゃっていたそうですが、

おいしいものは、100年の間に
ずいぶん変化したでしょうし、

ゆっくり暮らし、よく寝ることなども
ミサヲさん自身の若い時代には
とてもとてもできなかったでしょう。

100年以上生きて、
やっと言える珠玉のコメント。

※ ※ ※

日本における
100歳以上の高齢者は
44年連続で増え続け、

昨年9月12日のデータでは、
過去最高の5万8820人、
いらっしゃるそうです。

100年の歴史をその肌身に刻んだ
ご高齢の方々が、
私たちに伝えてくれること、
それはただただ、

「変化し進化する時代に、適応せよ」

ということ。

環境に適応する力こそ、
健康長寿の最大の力。

そう、思った次第です。

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◎編集後記
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振り返ってみると、
117年の間に起こったことって
本当に激しい変化、できごとですが

大変な時期も経験されながらも
その変化に上手に適応されながら
たくさん笑って過ごされたのかなー

と思います。

私の目指す「老衰で逝く」生き方を
達成するために、
ミサヲさんを見習って
よく寝て、美味しいもの食べて、
のんびりと適応しながら暮らします!

ー 剱悠子

PS
美味しいものを食べるだけでなく、
カラダの気持ちを理解しながら
食べると、さらに良いはず!

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