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【パーソナル健康学】No.300 (2015.5.1)
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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

パーソナル健康学。

おかげさまで記念すべき300号を
迎えることができました!!

この4月に、

統合医療の世界的権威、
アンドルー・ワイル博士(アメリカ)

チャールズ皇太子の信頼も厚い
ファミリーメディスンの権威
マイケル・ディクソン博士(イギリス)

の来日シンポジウムに参加して
お二人と交流し、

同時に、
日本の統合推進のリーダー的
医師たちとの交流を通じて、

あらためて、

・セルフケア(健康維持)
・エンパワーメント(健康増進)

の重要性と、
「パーソナル健康学」の役割の大切さを
かみしめました。

★300回記念!★
5月16日(土)おのころ心平
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※ ※ ※

シンポジウムや
統合医療ドクターたちとの
交流を経て得た、

「今後の日本の医療がどんなふうに
 変わっていくのだろう?」

についての重要なキーワードを
今月は、いくつか紹介していきましょう。

まずは、EBM、NBM、CBM…

★EBM=エビデンス ベイスド メディスン

科学的根拠に基づく医療

経験や勘ではなく、
客観的・科学的なエビデンス
(証拠・根拠)に基づいた治療を行うこと。

★NBM=ナラティブ ベイスド メディスン

物語りと対話に基づく医療

患者が語る
「病気になった理由」「経緯」「症状」
「病気についてどのように考えているか」
といった物語から、
患者が抱える問題を全人的に
(身体面だけでなく、精神や心理状態、
 社会的立場などを含むあらゆる要素から)
把握し、治療方法を考える医療のこと。

※ ※ ※

★CBM=コミュニティ ベイスド メディスン

地域・住民参加に基づく医療

まさに今回来日の、
マイケルディクソン博士が
解説してくださった言葉。
イギリスで推進されている
NHSという医療システムは、
このCBMという考え方が基礎となり、
共通理解となっています。

ディクソン博士は、

専門家だけに医療のコントロールを
任せておくのではなく、

医師だけでなく、
患者やソーシャル人材が可能な限り、
広い視野と有効な力とを
もつべきであると主張した、
「脱病院化社会」
(Limits to Medicine-Medical Nemesis)
(1967年イヴァン・イリノチ著)
という本を引用し、

コミュニティ医療、患者中心医療の
イギリスでの実例をお話してくれました。

ただ、イギリスの医療も
いいところと悪いところがある、と。
完璧なシステムは存在しないし、
そのシステムを目指した、
各国の事情に合わせた
国民の意思と努力こそが、尊い、と…。

CBM…、日本の医療の今後を語るのに、
非常に重要な言葉となりそうです。

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◎編集後記
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CBM、
コミュニティ ベイスド メディスン。

また新しい言葉を覚えました。

日本では、
また、それぞれの地域では、
どんな形で広がるのか楽しみですね♪

ー 剱悠子

PS
医療、健康、セルフケア。
これから大きな変わり目が来る時に
セラピストとして活躍できるかどうか
こちらの講座を見ながら
現状を振り返ってみてくださいね

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