yasunaga

【パーソナル健康学】No.309(2015.5.17)
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FROM 安永周平

僕は月1回くらいのペースで、
姿勢矯正やリラクゼーションの
サロンに行ってるのですが…
※怪しいお店じゃございません(^_^;)

毎回同じサロンに行くのではなく
結構、点々とお店を渡り歩きます。

目的は、もちろんセルフケアです。
仕事柄、デスクワークが多く、
どうにも歪んで固まった姿勢を
プロのアドバイスを参考にして
ケアしていこう…という自分の試み。

ただ、もう1つ目的がありまして
「どんなセラピーがあるのか?」
というリサーチも兼ねてますので
同じ店にはあんまり行かない。

セルフケアの観点からすれば、
ホントは同じ先生のもとに繰り返し
行くほうがいいんでしょうけどね(^^ゞ

さて最近、ちょっと前から看板が
気になってたサロンがありまして、
この度、足を踏み入れてみたのです。

その看板には、何やらこんな
キャッチコピーが書かれていました。

「あなたが行く最後のリラクゼーション」

まぁ、要するにここに1度来たら、
他のサロンじゃ満足できなくなるから
あなたが行くのはここが最後…という
そんな自信満々のメッセージですよ。

2〜3ヶ月前から、通りかかった時、
ちょいと気になっていましてね。
その度に「ちょっと胡散臭いな…」
と思ってはスルーしてたんですが。

先日は、なぜか行ってみようと
思い立って入ってみたんです。
そしたらですね…

ヤラレマシタ…
完全に相手の手の内です。

たった60分でラポール築かれました。
何なら回数券3回分買いましたからね。

美容のために高級エステの
回数券を買う女性の気持ち、
ちょっとわかりましたからね。

おかげで、この先3ヶ月は、
このサロンに通ってしまいそう。

なぜ、そんなことになったのか?
少し自己分析をしてみましたので、

セラピスト・治療家の方の
仕事の参考になれば幸いです。

 * * *

で、ポイントは2つかな…と。

①施術者の知識が実態に合っている

担当してくれたのは39歳の男性。
もともと整骨院の院長をしてたと。
まぁ、リラクゼーションにおいては
その肩書きだけで信頼性上がります。

たとえば肩回りを診てもらう時、
その人が持っているカラダの知識と、
「実際に僕が感じている」症状が、
かなりの確率で一致するわけです。

そして、凝り固まった肩をほぐすのに
足の親指の付け根を押したりします。
「えっ、そんなトコ???」
って思うんですが、実際にその後、
肩を動かすと軽くなっていまして。

これだけで、信頼度は
メチャクチャ上がるわけで。

「この人、ゴッドハンドや!」
なんて思ってしまうわけで。

治療家の方からすれば、
「そんなの当たり前でしょ!」
と思うかもしれませんが…

この「当たる確率」が高い人って
まぁー実際、少ないわけですよ。

そして、ハズレた時というのは、
お互いにものすごく気まずい空気が
流れてしまうのはご存知でしょう。

治「ちょっと動かしてみてください」
患「いや、あんまり変わらないです…」

みたいな感じですね(苦笑)

②コミュニケーションがやたら上手い

これは、もちろん施術のスキルがある
ことが大前提の補助的な要素ですが…
しかし、とても重要だと思います。

腕がなく、話が上手いだけだったら、
「あれ、俺、騙されてるやん…」って
思ってしまうんですが、腕があれば
メチャクチャ信頼度は上がります。

そして、この39歳の兄ちゃんは施術中、
なぜか、僕が悩んでそうなことを
話題に上げてくるわけなんですよ。
「なんでわかんの??」みたいな。

これは推測ですが…過去たくさんの
患者さんの施術をすることで、
カラダの症状と悩みの症状の
傾向とか知ってんじゃないかな…と。

この人「おのころ臭」がするぞ…と(笑)

しかも、ホメ上手なわけですよ。
「ここがダメですね…」とか言わない。
自分の問題を指摘されるばかりでは、
施術を受ける側は面白くないわけで。

「姿勢悪いですね…」と言われたら、
『んなこと、分かっとるわ!』
という心の声を発してしまうもの。

また来ようと思う確率というのは
下がってしまうんじゃないですかね。

それが、この治療家の兄ちゃんは
「安永さん、いい筋肉してますね〜」
とか、笑顔で言ってくるわけですよ。
※そっち系の店ではございません(*_*;

で、施術後はやっぱりカラダが
軽くなってるのを「実感」できる。
おかげで回数券3枚…ですよ。

あまり同じサロン行かないんですが、
ほんと、してやられましたね。。。

 * * *

まとめますと…

クライアント・患者の「実態」に
合った、現場で使えるカラダの知識。

そして、相手の悩みに共感できる
適切なコミュニケーション能力。

この2つがあれば、
他のセラピスト・治療家とは、
明らかに違うレベルになれるかな…と。

最近は、クイックマッサージとか
60分で3,000円という低価格の
店がたくさんありますが…
僕が行ったこのサロンの価格は
60分で6,000円くらいと約2倍。

でも、価格では選んでいませんので
クイックマッサージはこのサロンの
競合にはなり得ないわけです。

そんなセラピスト・治療家が増えれば
日本における代替医療の位置づけも
変わってくるのではないかな…と
思うのですが、いかがでしょうか?

PS
そんな知識やコミュニケーション能力
「どうやって身に付ければいいの?」
…と、思う方にはコチラがオススメ

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◎編集後記
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ラポールとは・・・

言語学,心理学用語。
主として2人の人の間にある
相互信頼の関係。すなわち、
「心が通い合っている」
「どんなことでも打明けられる」
「言ったことが十分に理解される」
と感じられる関係。
(コトバンクより)

普段接している家族や
周りの人とも
ラポールとれ続けられるように
心がけるのって大切だと思います。

ー剱悠子

PS
クライアントさんや
患者さんとのラポール
今よりもさらに良くしたい方へ

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