【パーソナル健康学】No.311 (2015.5.21)
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FROM 川嶋朗
コラーゲンはタンパク質の一種で、
別名「膠原線維(こうげんせんい)」
と呼ばれ、肌のハリのもとになります。
シワは、コラーゲンが
減少・劣化してできることから、
ほとんどの人がコラーゲンを含む
フカヒレなどを食べると
肌のハリがよくなると思っています。
しかし、
口から摂取したコラーゲンが
体内に吸収されるには、
アミノ酸に分解されなくてはなりません。
分子の大きいほうから順に、
タンパク質、コラーゲン、ペプチド、
アミノ酸となっていて、
コラーゲンを経口でとると、
一度アミノ酸まで分解されて
全身のいろいろな場所に分配され、
骨や筋肉などいろいろな形で使われます。
つまり、コラーゲンを食べても、
お肌のコラーゲンが増えるという保証は
ないということです。
皮膚には、
細胞が生まれて分裂しながら
表層へと押し上げられ、やがて
細胞核のない角質となって
はがれ落ちていくという
新陳代謝のサイクルがあり、
加齢による代謝能力の低下で
サイクルが渋滞してくるとシミができます。
シミと浅いシワは表皮、
深いシワは真皮のトラブルで生じます。
真皮の大部分を占めるコラーゲンは、
ゴムやスプリングにたとえられる
肌の支えです。
これも紫外線によって
生成機能がダメージを受け、
コラーゲンが減少・劣化して陥没します。
浅いシワは
皮膚表面の水分が不足して
乾燥、ひび割れたもので、
加齢による角化細胞の天然保湿分子
(NMFとも呼ばれる
アミノ酸の割合の多い水溶性の
成分で吸水性・保湿性が高い)
と、角化細胞をつなぐ
細胞間脂質の減少によって起こります。
シミ・シワの原因には、
紫外線・乾燥の他に、
活性酸素による肌の機能の変調、
ビタミンやタンパク質の不足、
睡眠不足などがあります。
ですから、
栄養不足にならない食生活、
ストレスの解消を心がけること、
そして、
肌の機能の活性化と
新陳代謝をうながすために
保湿と血行をよくすることが大切です。
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◎編集後記
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お店でお鍋を食べる時、
メニューに
「コラーゲンボールつき」
と書いてあると、ついつい
注文をしておりました、、、
それよりもっと食生活とか
睡眠とかストレスフリーとか。
そちらに気をつけたほうが
お肌に良いってことですね。
はい。
ー剱悠子
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