【パーソナル健康学】No.317 (2015.5.31)
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FROM 安永周平
先日のことなんですけどね、
やってしまいました…
仕事が終わって家に帰り、
ベッドに突っ伏したまま、
電気をつけたまま寝てまして。
ああああぁ…電気代が(*_*;
っていうセコい考えもありますが
嘆くべきはそこじゃありませんで。
この電気つけたまま寝るっての、
思った以上に深刻みたいなんです。
というのもですね…
電気を消して眠った場合、
私たちの脳は大量のメラトニン
別名:睡眠ホルモンを生産し、
覚醒→睡眠へと切り換えて、
自然に眠りを誘ってくれます。
電気消し忘れたら…
コレが台無しになるわけで。
また、電気をつけたまま眠ると
目をつぶっていても目が光を
感知してしまうため、カラダは
起きていると錯覚してしまう…と。
目をつぶってても、
周囲が明るいか暗いかって
わかりますもんね(^_^;)
しかも、、、
2013年に奈良県立医大の研究者が
真っ暗の部屋で眠れない人が
豆電球を点けて寝ることに対して
豆電球の明かりが肥満に繋がる
可能性があるという結果を発表…
眠っている間に光が当たりすぎると、
メラトニンの精算が抑制されて、
それによって眠りのリズムが崩れて、
代謝が下がって、太りやすくなる…
光が生体リズムに影響を及ぼして、
食欲が強くなったり、中性脂肪が
高くなる「脂質異常症」に繋がる…
若返りホルモンとも言われる
メラトニン生産量の低下は、
早期老化にもつながる可能性が…
オハイオ大学の研究では、
ランプを付けたまま眠ると、
日中、気持ちが冴えなくなる…
ひーーーーー∑(゜д゜lll)
ということで、今日から
しっかりと暗闇の中で
眠りにつきたいと思います。
電気消し忘れる…っていう
ちょっとしたうっかりミスが、
想像以上におそろしいことで
焦りましたが、調べてみると
とてもいい勉強になりました。
しかし、、、
眠るのって、当たり前すぎて
人間の生理的欲求でもあるし、
あまり意識しないところですが…
小さなことでも毎日の睡眠に
大きな影響を与えている…
(※しかも日々繰り返しです)
となると、1度、睡眠について
しっかりと学ぶことは、あなたの
日々の生活を激変させてくれる
可能性があるのかもしれませんね。
おのころ心平が考える
眠りの秘訣についても、
ぜひ参考にしてみてください♪
PS
ちなみに、ある女性1670人を
対象に行った実験によれば、、、
完全な暗闇で就寝していたグループと、
明るい光の中で就寝していたグループを
10年間追跡し比較調査したところ、
光の中で就寝していたグループは
もう一方より、乳がんの発症リスクが
22%も高かったことが判明したのだそう。
改めて…睡眠って大事ですね。。。
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◎編集後記
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お布団に入ってからも
スマホでゲームしたり、
ブログやFacebookを見たり、、、
あれも強い光を受けているので
睡眠には良くないんですよね。
寝る1時間以上前は
テレビやスマホから離れる
習慣もつけたいものです、、、
ー剱悠子