【パーソナル健康学】No.29 (2013・11・24)
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FROM 安永周平
第一次世界大戦中に活躍した英国の首相
ロイドジョージは、大戦から何年経っても、
相変わらずその地位を保持していました。
彼とともに活躍した連合国の指導者、
ウィルソン、オーランド、クレマンソー
彼らはとっくに世間から忘れらているのに
ロイドジョージだけが、変わらずに、
自分の地位を保持していたのです。
なぜ、彼は確固たる地位を保持できたか?
その秘訣を問われて、彼はこう答えました。
「釣り針には魚の好物をつけるにかぎる」
いったい、どういうことでしょうか?
あなたが魚釣りをすとしたら、
これは当たり前のことですよね。
ところで、もしかするとあなたは
チョコレートが大好物かもしれません。
けれど、どういうわけか、
魚はミミズが大好物なんです。
だから魚釣りをする場合、
自分の好物の事は考えず、
魚の好物のことを考えるんです。
チョコレートをエサに使わずに、
ミミズを針につけて魚の前に差し出し
「ひとつ、いかが?」とやります。
当たり前のことですよね?
実は「人を動かす」時にだって、
この常識を利用していいわけです。
元英国の首相ロイド・ジョージ氏は、
この事を心得ていました。
だからこそ、彼ひとりだけが
何年にも渡り、自分の地位を
保持していられたのでしょう。
デール・カーネギー氏が、
名著「人を動かす」の中で
こんな事を言っています。
―――
私たち人間というのは、
自分の好きな物に興味を持ちます。
しかし自分以外は、別にそんなものに
興味を持ってはくれないのです。
誰もが自分のことでいっぱいです。
だから、人を動かす唯一の方法は、
「その人が好むもの」を問題にして、
それを手に入れる方法をその人に
教えてあげることなんです。
たとえば、自分の息子にタバコを
吸わせたくないと思うのなら説教はダメ。
自分の要望を言うのもいけません。
タバコを吸う人間は野球選手にはなれず、
100M競争に勝ちたくても勝てない…
という事を説明してあげることです。
この方法を心得ていると、子供でも、
子牛でも、またチンパンジーでも、
意のままに動かすことができるのです。
―――
よく、おのころ心平はこう言います。
「僕は病気を治すことはできない。
僕の仕事は、クライアントに
病気を治せる人間になってもらう事」
つまり、その人自身の行動変容を促し、
「その人を動かす」ことによって、
病気を治せる人間になってもらう…と。
病気やカラダの不調というのを
本当に治せるのは、その人自身。
その人が「治そう」という心がないと
根本的な解決にはならないのですね。
また、先日ある人に
教えてもらったのですが…
―――
クライアント自身に治そうと思う
心がなければ…治療なんてできない。
だからこそ、セラピストというのは、
自分に出来ること…ではなく、
クライアントが求めているもの
信じているものを提供する必要がある。
もし、自分ができないなら
場合によっては、自分が信頼する
それができる人を紹介してあげる。
自分のエゴを押し付けては
いけないのだ…と。
―――
僕はセラピストではありませんが、
逆にセラピーと受ける側の人間として、
この話を聞いて改めて「セルフケア」の
重要性を再認識させられたのです。
「時代はセルフケア」
おのころ心平がよくいう言葉。
このメルマガ【パーソナル健康学】が
あなたがセルフケアを意識する、
そのキッカケになればと思います。
それでは、来週は、おのころ心平が
「季節生まれのパーソナリティ」について
お届けしますので、どうぞお楽しみに♪
―安永周平
PS
ちなみに昨日から、おのころ心平を講師として
20名という少人数限定で、半年間に渡り
「一流セラピスト」を養成する講座を
スタートさせていただきました。
次期開講はまだ未定ですが、
今回は、コチラのプログラム
を受講していただいた方限定で
募集をさせていただきました。
(※おそらく次回も同じです)
それぞれ皆が本気モードの
いい講座になりそうです♪
―安永周平
PS
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