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FROM 川嶋朗

一度死を受け入れてから
ガンを克服した人たちが、
口をそろえて言うひと言があります。

「ガンになってよかった」

死を覚悟したことで、
自分にとって大切なものに
気づけた人だから言える、
重みのある言葉です。

そしてこの言葉は、自分の考え方を
変えるヒントそのものです。

病気になったとき、
普通の人は「運が悪い」と考えます。

でもそこで
「病気になってよかった。
 病気は生き方を変えるチャンスだ」
と考えてみたらどうでしょうか。

病気はチャンスだと思った瞬間、
いろいろなことに気づけます。

たとえば、今まで痛めつけることしか
してこなかった自分の体をいたわる
チャンスだと考えれば、自分の
生活習慣を見直せるでしょう。

十分に睡眠をとったり、
仕事をセーブしたり、
食生活に気をつけたり、
体を温めたり。

それまで十分にがんばってくれた体を
癒す方法はいくらでも思いつきます。

自分の考え方を変える
チャンスだと考えれば、
自分勝手な生き方をしてきたかどうか
省みることができるはずです。

自分を支えてくれる家族の存在、
今まで見向きもしなかった
四季折々の美しい自然に気づき、
こんなにすばらしい環境の中で
生きてこられたことに素直に
感謝できるかもしれません。

死を見つめるチャンスだと考えれば、

自分は
どういうふうに死んでいきたいのか、

残りの人生をどう生きるべきか
考えるきっかけになります。

そうやっていろいろなことを
考えているうちに、自分の本当の
間違いに気づくことができるかもしれません。

それに気づいて自分を正せたら、
体も心も真の健康を取り戻せるでしょう。

こんなにすばらしいことはありません。

そう考えると、
「ガンになってよかった」という言葉も
より理解できるような気がします。

もしかしたら病気は、
人間の生き様に警鐘を鳴らす
救世主なのかもしれない。

私はそう思っています。

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◎編集後記
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どんなふうに死んでいきたいか
という理想の死に様は出来上がって
いるのですが、

ではあらためて…と、
自分を振り返ったとき、
まだまだ体に対して感謝や
思いやりが足りないなぁと…

体の1つひとつに
もう少し優しくしようと思います。

ー 剱 悠子

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  1.  「ガンになってよかった」