FROM 安永周平
ちょっとお尋ねしたいんですが、
あなたの周りにこんな人います?
定期的に運動し、健康的な食事をし、
1日の間に適度な休憩をとり、毎晩、
少なくとも7-8時間の睡眠を取り、
愛する人たちと充実した時間を過ごし、
ストレスともうまく付き合いながら、
失敗やショックからもすぐに立ち直り、
自分にとって大切なことに集中できて、
満足と生きがいを得て生きている人…
どれをとっても目新しさはありません。
常識といえば常識で、当たり前のこと。
でも、これらを全て体現している人は、
まぁーーー少ないのではないかなと。
「言うは易く行うは難し」
という諺もありますが、僕も
正直、あんまりできてません…笑
そして、できていないのは、
どうやら僕だけではないようです。
事実、米国のThe Energy Project
というプロジェクトチームが、73ヶ国、
12万3000人もの人たちを査定した結果…
・64%の人が、7-8時間の睡眠を取れてない
・73%の人が、1つの仕事に集中できない
・64%の人が、仕事中に頻繁に
イライラ、不満、不安を感じている
・66%の人が、仕事の決断は自分の目的より
外部の要求のよってなされる事が多いと言う
・61%の人が、自分が最も得意なことや
楽しめることをする時間がほとんどない
・80%の人が、将来の価値や利益につながる
活動をするより、目先のことで精一杯だ
という現実が明らかになりました。
ちょっと乱暴な言い方をすれば、
平均して7割くらいの人が…
ココロもカラダも疲れきっていて、
プレッシャーに押しつぶされそうで、
イライラ、不安、不満を感じたり、
1つのことに集中できない状態で
今の生活にも幸せを感じられず、
毎日、生きるのに精一杯である。
そんなことになっているようで。
* * *
このメルマガを読んでいるあなたなら、
この状態が、いかにカラダの不調や
病気を招いてしまうかわかるでしょう。
しかし、これが現実であり、
真面目で勤勉な日本人に限れば、
その割合はもっと高いかもしれません。
おのころ心平はよく、
「月のリズム」の話をしますが…
人間というのは、機械とは違って
波打つリズムの中で生きています。
これは、女性はもちろん、
男性にだって当てはまります。
人間の生存にとって
最も基本的なニーズは、
エネルギーを消費し再生すること。
日中は覚醒し、夜は眠る。
起きている間にも、ある時間
集中して働いた後には休憩を取り、
エネルギーを補給する必要があります。
働く、あるいはカラダを動かす…
その後には「休む」ことが必要です。
ところが実際には、私たちの生活は
ますます窮屈になり、エネルギーを
消費するばかりで再生が足りません。
家事や子育てや仕事に終われ、
休む時間が足りないわけです。
だからこそ、
たっぷり休みをとって、
100%人生を楽しみながら、
仕事で最高の成果を出し続ける、
休めば休むほどうまくいく…
そんな環境にいる人を見たら、
羨ましく思ってしまうのも、
ある意味、仕方ありません。
ところが、こういった人たちは、
必ずしも運がいいとか、環境がいいとか
そういったことが理由で今の生活を
手に入れてるわけではないようです。
なぜなら、
これらは「技術」によって
手に入るものだということが、
分かってきているからです。
そんな技術に興味があれば、
こちら…オススメですよ♪
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◎編集後記
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アメリカのチームが調べた結果を
見ると「そんなに多いの?!」と
感じてしまったのですが、
ちょっと見渡して考えてみると
仕事や好きなことを心から
楽しめていない人は多いのかもしれません。
自分を大切にすることが難しい環境なら、
限られた時間をどう使うか、
自分自身で工夫するしかないようです。
ー剱悠子
PS
世界的トップクラスの人に対して
指導している”戦略的に休む方法“を
参考にしてみるのもオススメです