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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

僕が主宰しています自然治癒力学校で、
受講生にこんなアンケートをとったことがあります。

問)
ガン、脳卒中、心臓病のうち、
もっともなりたくない病気はどれですか?

「なりたくない」のは
どれが一番だったと思います?
また、あなたはどれでしょうか?

このときのアンケートでは、
第1位が脳卒中でした。
全体の65%が、
「これが一番なりたくない」と答えました。

そして、第2位がガン。
これは、全体の35%でした。
「身近で大変さを知っているから」
というのが意外に多かった理由です。

したがって、

65%(脳卒中)+35%(ガン)=100%

となります。

つまり、このアンケートでは1位の脳卒中と
2位のガンで全体を占めてしまいました。

※ ※ ※

ということは、死に方が、
ガン、脳卒中、心臓病の
3つしかないのなら、
心臓病を選びたいのが1位ということです。

その理由として、

「心臓病が一番スマートに死ねそうだから」

「苦しまずにすっと逝けるから」

などが理由に挙がっていました。

ところがどっこい…、

急性心筋梗塞の場合は、
生き残る率の方が80%と
圧倒的に高いですから、
“すっと”は死なせてくれません。

それに、
心筋梗塞から生還した人が言うには、

「心臓を誰かに鷲づかみされたような痛さと苦しさ」

なのだそうです。

※ ※ ※

心筋梗塞から生還された方は、
多くが心臓の左に

「壊死(えし:組織の細胞が部分的に死んでいる状態)」

を抱えていらっしゃいますが、

ここでのポイントは、
「心臓の左側」というところです。

僕は、

「症状が、カラダの左側に出るときには
 女性性のエネルギーに課題が、
 カラダの右側に症状が出る場合は、
 男性性のエネルギーに課題がある」

と見ています。

※ ※ ※

日本は古来、
左京・右京、左大臣・右大臣は、
どちらも左が上位です。

これは、左=母性、女性性上位の
社会だったということを指している
と言えるかも知れませんが、

しかし明治維新後、
日本の社会は急速に
男性性の社会システムになりました。

そして、先ほどの

「カラダの右側が男性性で、左側が女性性」

であるということを合わせて考察してみると、

急性心筋梗塞とは、

「カラダの右側の社会性・男性性が
 強すぎて、左側の母性が追いつかない
 状態が、血液循環に反映されてブレーキがかかる」

というひとつの現れ方
といえるかも知れません。

心筋梗塞は、まさにハートブレイク。
社会での競争や評価にまみれて疲れてしまったとき、

胸にそっと手を当て、
あなたの内側にあるやさしさ・母性を
見つめてあげることが、
心筋梗塞の予防策となるのかもしれません。

※おのころ心平、浅草神社で、講演です!
 5月29日(日)「和暦とカラダ」

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◎編集後記
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私だったら何かなぁ?
やっぱりガンかなぁ?

なんて思いながら読んだんですが、
なぜそれを選んだかといえば、
やはり苦しいのが嫌だからなんですよね。

あなたが選んだ理由はなにか、
考えることで生死にどんなイメージや
願望があるのか分かるかもしれないですね♪

ー 剱 悠子

PS
毎日休まず動いてくれている
心臓への感謝は忘れずに、
毎日胸に手を当てています(笑)

PPS
心臓以外は上手に休ませる方法を
知りたい方はこちらの本
参考にしてみてください

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