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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

目も見えないし、
音も聞こえない、
においもしなければ、
もちろん味覚もない。

もし触覚だけになって
過ごしてみると、そこでは
何が起きると思いますか?

ただただ触れる感覚
だけを頼りに、のそのそ。

※ ※ ※

触覚だけになって
しばらくすると、
まわりのものをあれこれ
触ってみたくなります。

ただし、何が触れるかわからないので、
けっこう緊張してしまいます。
そぉっと身の回りを点検しながら、
ゆっくりと、辺りに触れていきます。

さらに15分も過ごしてみると、
触れるモノとモノの間に
「自分の存在」を、
はっきりと自覚するのです。

※ ※ ※

なおも触覚のみに
ひたってしばらくいると、

今度は「自分の指先の形」、
「カラダのサイズ」、
「自分のカラダがどのように
空間を埋めているか」といった感覚が、
リアルに感じられてきました。

そこで感じました。

触覚というのは、
外界をキャッチするというより、
「自分という存在の輪郭」
を教えてくれる感覚なのだ・・・。

「自分」という言葉は、
まさしく言いえて妙だな、と思いました。
「自らを分ける」と書いて自分。
自分の領域を教えてくれる触覚は、
まさに自分発見のための感覚だったのです。

※ ※ ※

これを前提に考えるなら、
触れられて、抱っこされて、
スキンシップが豊富に
育った子どものココロが
安定していると言われる
意味がよくわかります。

子どもをスキンシップいっぱいに
育てるということは、
心理的にも
「ここに存在をしてもいいよ」
というメッセージをたくさん
注入することになるのです。

自己存在を認められるというのは、
人間にとってきわめて
重要な基本感覚ですもんね。

※ ※ ※

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―おのころ心平

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◎編集後記
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本州もそろそろ梅雨入り…。
昨日の猛暑と比べて
気温も相当低くなるようです。

体調も洗濯のスケジュールも
気をつけて
梅雨を迎えたいと思います。

―三浦とも子

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