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FROM 川嶋朗

アルツハイマー病に罹ると、
どのように病状が進行していくのでしょうか。

初期症状から見ていきましょう。

まず、アルツハイマー病は、
70歳前後に症状が認められる例が多く、

男性より女性に多く
発症することが知られています。

初期によく見られるのは、
物忘れです。

アルツハイマー病と診断される

5年以上前から
症状が始まっていることが多く、

MCI期とも呼ばれています。

この段階では本人も
物忘れの自覚があるので、

よほど気をつけて見ていないと
医師でも発見することは難しいのです。

一つの見分けかたとして、
加齢による通常老化の物忘れの場合は、

「昼ご飯に何食べたか思い出せない」
ことですが、

アルツハイマー病の場合、

「昼ご飯を食べたこと自体を忘れてしまう」
という程度の差があります。

そのほか、初期症状として、

・30分前の出来事を忘れてしまう

・今日の日付や年度が思い出せなくなる

・日常会話は支障なくできるが、
 記憶を必要とする会話をすることが難しくなる

・これまで続けていた趣味に関心がなくなる

・料理などの作業がおっくうになり、
 料理の品数が減り、つくりかたを忘れたりする

などが挙げられています。

これらはどれも、
中期以降も見られる症状ですが、

アルツハイマー病の場合、
これらの症状がゆっくりと、

しかし確実に進行していくのが特徴です。

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◎編集後記
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夏バテで食欲が落ちたとき
おすすめなのは焼肉です。

熱くて汗をかきますが
食べた後はなんだか達成感。
おそるべしお肉パワー。

本日8月29日は焼肉の日だそうです。

ー三浦とも子

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