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FROM 川嶋朗

睡眠は何時間寝たのかよりも、
何時から何時まで
寝たのかのほうが重要です。

眠っている間、
体の中では酵素が働き、
組織を修復してくれます。

夜10時頃から
酵素が体のメンテナンスに入り、
午後2時ごろにかけて
メラトニンの分泌が最も活発になります。

メラトニンは睡眠をうながすとともに
病気の原因となる
活性酵素を中和してくれる抗酸化物質で、

いわば体のサビ止めです。

同じ長さの睡眠時間だとしても、

たとえば
22時から2時までの4時間と、
3時から7時までの4時間とでは、

前者のほうが
体によい睡眠がとれるということになります。

午後10時から午前2時が、
健康的な睡眠の
いわばゴールデンタイムです。

この時間帯には、
なるべく眠るようにしたいものです。

歳をとると
朝早くに目がさめることや、
夜中に何度も起きてしまうことが多くなります。

また寝つきも悪くなってきます。

私たちは眠っている間に、
深い睡眠(ノンレム睡眠)と
浅い睡眠(レム睡眠)を交互に繰り返しています。

若い人では、
就寝後10分程度で深い眠りへ移行しますが、

高齢者では入眠まで40分ほどかかり、
寝つきが悪くなります。

また、浅い眠りの時間が長くなってくるなど
全体的に眠りが浅くなるので、
途中で目がさめることも多くなります。

さらに、男性は前立腺肥大、
女性は冷えなどにより頻尿傾向になるので、
夜中にたびたび起きてしまいます。

こんなときは、
焦って無理に寝ようとすると
不安や心配が募り、
よけいに眠れない状態をつくってしまいます。

目を閉じているだけでも
体を休めることができると、
気楽に考えるのがいちばんです。

眠れないからといって焦らず、
お風呂などで
ゆっくり温まってリラックスしましょう。

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◎編集後記
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早く寝ようと思っていても、
テレビを見たり
何となく過ごしていると

就寝時間が
ついつい遅くなってしまいます(汗)

今まで夜見ていたテレビ番組は
録画するなどして
10時から2時の間に体を休められるよう
努力しようと思います!

どうせ同じ時間眠るのなら
良質の睡眠をとりたいものです。

ー 三浦 とも子

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