FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
2019年12月31日・・・。
大晦日の108回の除夜の鐘は、
108の煩悩を滅するため
と言われますが、
なぜ煩悩は、百八つなのでしょうか?
※ ※ ※
仏教では、人間には
・眼(げん)
・耳(じ)
・鼻(び)
・舌(ぜつ)
・身(しん)
・意(い)
の6つの感覚があるとされ、
その6つに対し、おのおの
・好
・悪
・平
の3種類が分類されます。
これで、6×3の18となり、
さらにそれが、
・浄(きれい)
・染(きたない)
の2種類に分かれるので、
18×2で36。
そしてまたここに、
・過去、
・現在、
・未来
の3つの時間軸が加わるので、
36×3=108となるというのです。
※ ※ ※
しかし、
この「108」というのも実は通俗で、
歴史や宗派によって、
煩悩の数はまちまちである
というのが本当だそうです。
少ないところでは
・3つの煩悩、
多いところでは
・八万四千の煩悩。
煩悩とは、
「身心を乱し、悩ませ
智慧を妨げる心の働き」
と定義されているそうですが、
3つだったり、
84000だったり…。
つまり、煩悩とは、
数が問題なのではなく、
そしてまた、
「煩悩はあってはいけない」
というものでもなく、
感じては滅してゆく、
そのプロセスに、
意味があるのだということなのかも
しれません。
※ ※ ※
カラダで感じること、
感じては滅していくこと。
その経験が多ければ多いほど、
人生はクリアになっていく・・・
おのころ心平、2020年の本気。
↓
「カラダのしくみをこんなふうに読み解く連続講座」
https://naturalhealing-school.org/archives/42816
―おのころ心平
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◎編集後記
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2019年もいよいよ今日で終わりです。
素敵な執筆陣の方々からのメッセージを
読者のあなたにお届けすることができて
充実した1年でした。
ありがとうございました。
―三浦とも子