【パーソナル健康学】No.115 (2014.6.10)
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
血液型タイプ論シリーズで
お送りしています
「パーソナル健康学」。
今回は、カイチュウ博士、
藤田紘一郎先生
・東京医科歯科大学医学部名誉教授。
・人間総合科学大学教授。
・専門=寄生虫学、感染免疫学
・血液型に関する著作
の『血液型の暗号』(日東書院)
から、衝撃のAB型の真実について
ご紹介しましょう。
以下、まずは引用です。
※ ※ ※
「人類の血液型は、
狩猟民族のなかでO型が
一番最初に誕生し、
狩猟民族から
農耕民族と遊牧民族が
派生したなかで、
環境や食生活の変化によって
体内の腸内細菌が変化して
農耕民族がA型に、
遊牧民族がB型に血液型が
変化してきました。
それでは、AB型はいったい
どのようにしてできたのでしょう。
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AB型の誕生は、血液型の歴史
のなかでもごく最近のことで、
およそ1000年から1200年前には
なかった新しい血液型なのです。
それを裏付けるのが、
西暦900年以前の墓を調べても
AB型の血液型物質を持つ人が
まったく見つからないことが
挙げられます。
AB型という新しい血液型は、
東方の騎馬民族が
移動を続ける間に、
A型を持つ人種と
B型を持つ人種との間で
混血が起こり、
互いの血液型物質が
混じりあってできたのだ、
と推測されます。」
…引用終わり。
※ ※ ※
血液型とは端的にいえば、
赤血球表面についている
糖鎖のタイプの違いに
由来します。
「N-アセチルグルコサミン」
「ガラクトース」
「フコース」
という3種類の糖が付着しており、
この3つの糖がすべて一つずつ
ついているタイプがO型です。
ここに加えて、
「N-アセチルガラクトサミン」
という糖がついていると、
A型になり、
一方、O型に「ガラクトース」
がもうひとつ(計2つ)
ついているタイプが
B型となります。
AB型は、
A型とB型の2つの糖が
どちらも付着している
タイプなのです。
じつはO型は、
AとかBとかを表す糖が
ついていないということで
もともとは「オー」型というより
「ゼロ」型だったのです。
しかし、A型、B型が
定着してしまったので
同じアルファベット読みで
オー型となりました。
※ ※ ※
ゼロ
↓ ↓
A B
+
↓
AB
以上のように、AB型は、
進化の過程で人類が獲得した
新種の型で、歴史的にはまだ浅いのです。
驚きですよね。
はい、
次回も血液型タイプシリーズを
お送りしましょう。
金曜日をお楽しみにー。
PS
治療家・マッサージ師のあなたへ…
既に満席でしたがキャンセル枠が出ました。
※東京7名、大阪3名のみ