【パーソナル健康学】No.132 (2014.7.22)
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
いよいよの今週の日曜日、
7月27日、おのころ心平、
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※ ※ ※
さてさて、
血液型タイプ論シリーズで
お届けしています
「パーソナル健康学」。
そもそも血液型とは、
血液中の血球の持つ、
「抗原」の違いをもとに
決めた分類法なのです。
ん?抗原?
通常は、細菌やウイルスなどの
病原体やアレルギーを起こすような
タンパク質などを指しますが、
さまざまな細胞上の抗原受容体に
結合し、免疫反応を引き起こす
物質の総称を言います。
む、むずかしい・・・。
※ ※ ※
とにかく、その「抗原」というのが
数百種類あり、それは赤血球、血小板、
白血球などの細胞表面上に存在し、
その組み合せによって決まる血液型は
それこそもう、膨大な数になるのだ、
ということを知っておきましょう。
血液型で一般的なのは
ABO血液型と、Rh式血液型ですが、
これは輸血をする場合に必ず
この2つの血液型を検査することが
最低限必要となってくるので、
とても有名なのです。
しかし、ABO式・Rh式以外にも
ルイス式、
ダフィー式、
ケル式、
キッド式、
ディエゴ式
など多くの血液型があり、
そんなのを全部考慮すると、
一卵性双生児でもない限り
まったく同じ血液型の人は
いないと言われています。
※ ※ ※
そして、免疫学的に
いまホットに注目されているのは
「HLA型」の6つのタイプです。
HLAは、
自己・非自己の認識に関与し、
生体防御に関わる分子です。
HLAは発見当初、白血球のみに
存在すると考えられましたが、
その後多くの研究がなされ、
白血球抗原としてだけでなく、
カラダのほとんど全ての細胞表面で
発現がみられることもわかっています。
主にA、B、C、DR、DQ、DP
の抗原が知られており、
HLAは、医学的には
ABO式血液型よりも
はるかに重要とされています。
※ ※ ※
今回はちょーーと専門的になりました。
でもね、血液型を追求していくと、
免疫の分野につながり、
自己と非自己、
自己領域の発見といった
とても奥深いところに
つながってゆくのだ、
ということを、
ぜひ知ってほしいです。
7月で終了の血液型タイプ論、
次回、次々回、いよいよ
クライマックスです!
PS
※8/24(日)、おのころ心平大講演会
「病気は才能」、まもなくです!
※定員400名、残席73名ですー