【パーソナル健康学】No.174 (2014.10.12)
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FROM 安永周平
時々言われることですが、
日本人の特徴の1つとして、
「やめる判断が遅い」
ということが挙げられます。
欧米では「ダメだ…」と思ったら、
あまり躊躇せずに離婚する一方で…
日本人は「まずは修復しよう」
と考え、それでダメだったとしても
「もう少し様子を見よう…」と、
何年か先延ばしてから離婚します。
転職においても同じです。
「自分の人生を投資すべきは、
この仕事じゃないだろう。」と、
入社1年めでも転職する欧米。
それに対して日本は諺にもある通り、
「石の上にも3年」と我慢が美徳です。
とにかく、日本では、
「途中で辞めるのは悪いこと」
というような道徳観が根強いです。
だから、結婚にしろ仕事にしろ、
「やめる」という行動は我慢不足だ、
とみなされて、世間から批判される。
誰しも、自分の行動が『失敗』だった
ということは、認めたくないものです。
だから、自分が望まない状態を続け、
やめるのを先延ばししてしまいます。
* * *
よく、成功哲学をかじった人間が、
「成功するまで続けることが大事だ」
なんて言ってますが、個人的には、
どうも好感を持つ事ができません。
何か1つの事を続けること、
確かに尊いことなのですが…
(※僕自身も課題としてますが)
その続けていることに対して、
「盲目的」になっている状態は
健全とは言えないと思うのです。
自分の日々の生活を、定期的に
振り返り、フィードバックを得て、
場合によってはやめる決断も
人生においては大切であるはず。
そう、「失敗」ではなくて、
前に進むためのフィードバック。
他人の言葉を鵜呑みにしたまま
自分と向き合わないでいると…
カルト宗教や悪徳商法に嵌ったり
してしまう危険性だってあります。
時々、自分を振り返ること。
自分にフィードバックすること。
それによって気づきを得て、
考えを改め方向転換すること。
これは失敗ではありません。
あなたが前に進むステップであり、
次の「才能化」に繋がるものです。
* * *
現代の生活を営む私たちはまた、
往々にして、病気も「失敗」と
捉えてしまいがちですよね。
しかし、実は人類史上、病気は
1度もなくなった事がありません。
これは、視点を変えてみれば、
病気そのものが、私たちのカラダに
新たな経験、そして新しい環境への
適応力をもたらしてきた…と、
考えることも出来きるはずです。
これは、まさしく『才能』を
獲得してきたプロセスだと、
おのころ心平は言います。
病気から、カラダの不調から、
自分へのフィードバックを得て、
自分の才能を開花させ成長する。
そう考えると、自分のカラダが、
とても愛おしい存在になります。
『カラダは決して間違わない』
あなたのカラダは、あなたに対し、
常にメッセージを送っています。
カラダと真剣に向き合う事は、
そのメッセージを受け取って、
自分の才能を開花させること。
そんな視点を持って毎日を過ごせば、
何だか世界が違って見えそうですね♪
PS
さて、あなたのココロがカラダを通して
発するメッセージを受け取るために、
1つ重要な要素があります。
それは、東洋医学的な視点での
『臓器』に関する知識を持つこと。
これは、自分自身はもちろん、
治療家やセラピストの仕事にも
大きく役立つ可能性を秘めています。
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