【パーソナル健康学】No.179 (2014.10.21)
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FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
「自律神経」という言葉は
よくご存じかと思いますが…
自律神経は、
「交感神経」と「副交感神経」の
拮抗(きっこう)で成り立っています。
交感神経が、
カラダを緊張させる。
そして、副交感神経が、
カラダを緩(ゆる)める。
※ ※ ※
カラダが緊張しているときって、
筋肉や血管も収縮してますから、
血液の流れが悪くなりますね。
痛み物質も、
かゆみ物質も、
カラダの緊張状態では、
分泌されないので、
交感神経が優位になっている時
というのは、わたしたちは
カラダの症状とうものに、
ちょっと無自覚・無感覚になるんです。
※ ※ ※
たとえばの例でいうと、
骨が折れていても
パンチを打ち続ける
試合中のボクサーとか、
野球やサッカー選手でも、
頭部を切っても、試合が終わるまでは、
包帯で何とかもっちゃってる選手を
見ることがありますよね。
あれだけのケガをして、
さぞや痛かろうに、と思いきや、
夢中になっている本人には、
その痛みは、さほどでもありません。
こういう時は、緊張で感覚が
麻痺しているわけですね。
※ ※ ※
でも、そんな状態から緊張が
一気に解けた状態になったら
どうでしょうか。
どくん、
どくん、
じんじんじん・・・、
心臓の鼓動が
リアルに感じられる痛み。。
こういう痛みは、試合が終わって
ホッとした時にやってくるのです。
まさに、
血管がゆるんで痛み物質が
一気に分泌するんです。
試合中のケガなどは
典型的でわかりやすいですけど、
カラダが緩んだときにこそはじめて、
痛みや症状を自覚することができる、
というカラダの基本を、
知っておいて下さい。
交感神経と副交感神経とは
つねに拮抗しようとしますから
日常の緊張感は、やがてどこかで
反動、反射して現れるのです。
次回金曜日は、そのしくみを
お話しましょう。
※ ※ ※
いよいよ今週末!
10月26日(日)、
南雲吉則先生をお迎えして、
おのころ心平+ドクター南雲、
大阪講演会を開催。
※256名会場、残席6となりました!