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【パーソナル健康学】No.181 (2014.10.24)
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FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

さて、休みになるとずーんと
カラダが重くなるしくみを
「自律神経」を通してご説明しましょう。

緊張神経ー交感神経
休息神経ー副交感神経

交感神経と副交感神経とは
つねに拮抗しようとします。

できれば1日のうちに
バランスを取りたい、と
自律神経は思っています。

なので、日中起きている間に
緊張した分は、睡眠中に、
副交感神経が優位になって、
帳尻を合せようとします。

※ ※ ※

ところがところが、
ウィークデーで溜めた、
緊張、疲労、ストレスが、
その日その日の副交感神経で
おっつかないことが続くと、

休日の「いいよ、今日は休んでも!」

といったサインをきっかけに一気に、
カラダに、副交感神経反射が
起こってしまうのです。

「1日しか休みがないから、一気に
バランスをとってしまえ!ドーン」

そんな時、せっかくの休み
なのに全然動きたくない
疲労感が全身を覆います。

あなたも休みになると
カラダが重くて1日中寝ていたく
なるということありませんか?

それは、カラダがゆるみすぎて
細胞や臓器に溜まった疲労物質が、
血液中やリンパ液中に
漏れ出して来るからなんですね。

だからカラダがずーんと重くなる。

これ、ふだん真面目な人に多いです。

※ ※ ※

嘔吐、吐き気、だるさ、
くしゃみ、下痢、発熱、ふるえ・・・

こういう自覚できる症状というのは、
カラダがゆるんで、はじめて生じます。

つまり、副交感神経反応が生じさせる、
「いやなもの反射」なのです。

バランスよく適度にゆるむカラダは、
激烈な症状にまで至りません。

排尿、排便、汗、適度な
体温維持、ゆっくりとした呼吸。
この範囲(一次排泄内)に
おさまるのです。

※ ※ ※

でも、ウィークデーのぐぐーっと
閉じてる期間が長いなら、
その分、溜まったものを
一気に押し出そうとします。

カラダの緊張が強ければ強いほど、
一気にパンドラの箱を開く、
というわけですね。

呼吸が浅いですよ、
食べ方が早いですよ、
歩き方が早いですよ、
睡眠が短いですよ、
カラダが乾いてますよ、

現代生活って、ほっといても、
交感神経は優位になります。

これを小さなスコップで
掘り出し掘り出し、ちょっとずつ
返しておかないと、いずれ巨大な
ショベルカーでカラダを
掘り起こさなければならなくなります。

※ ※ ※

日常生活のちょっとした心がけに
かなう健康法ってありません。

カラダを閉じる交感神経、
カラダを開く副交感神経。

これを上手に切り替える極意…、
それは、ふだんの、
「意識的な呼吸」にあります。

吐く息が「副交感神経」誘導、
吸う息が「交感神経」誘導

とイメージしてみて下さい。

緊張している時って、
必ず呼吸は浅くなります。

浅くなると吸う方が優位になり、
カラダは、取り込もう、溜めよう、
そしてもう閉じちゃおう、
となっていくのです。

※ ※ ※

だから逆に、意識的に吐く!

ふーっと、常に吐く息が多く
なるように意識して呼吸すると、

カラダは、

開く、
緩む、
適度に休まる、
温まる。

さあ、今日から吐く方優位の呼吸で
副交感神経を味方につけましょう!

PS
こちらのイベントも本日が早割〆切です

おのころ心平の担当は、

「年末カラダの大そうじ!冬至までに
生活をデトックスをすべき理由」

ですーーー!

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