【パーソナル健康学】No.222 (2015.1.4)
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FROM 安永周平
最近、美容室で待っている間に
首や肩のマッサージをしてくれる
ところが増えているように思う。
先日、ある女性と話していたら、
美容室で肩のマッサージをして
もらっている時に、結構な確率で
このように言われるそうだ…
「凝ってますねー。」
「肩、ガチガチですね…」
…といった具合に。
まぁ、デスクワークの多い現在、
肩こりで悩む人は本当に多い。
だから、肩こり自体は特に
珍しいことでもないんだが…
自分では「凝っている」という
感覚があまりないそうで、特に
問題だとは思っていない様子。
この、本人に自覚症状がない…
ということがマズいと思うのだ。
* * *
毎週木曜日にメルマガを書いて
もらってるけど、僕が尊敬する
ドクターの川嶋朗先生によれば…
「”冷え”は諸悪の根源」
というくらいに”冷え”はカラダに
様々な問題を引き起こすという。
肩こりもそのひとつ。
カラダが冷えていると、血液の
流れが悪くなり、筋肉に必要な
栄養が届きにくくなると同時に、
老廃物の回収も滞りがちになる。
その結果として、肩こりや
“むくみ”として現れてくる。
こういった、カラダが発する
メッセージ(症状)に気づかないと
問題はどんどん深刻化してしまう。
病院で「病名」を言い渡されて
はじめて問題として認識する…
という結果ではとても残念だ。
* * *
元旦のメルマガで、おのころ心平が
別に知りたくもないであろう安永の
職歴を披露してしまったが…汗
僕が前職で務めていた会社の
元副社長であり、改善の鬼
でもあった大野耐一氏が、
こんな言葉を残している。
「困らんやつほど、
困ったやつはいない」
つまり、言い換えれば、
問題がないということが
最大の問題だという意味。
これは工場の生産現場での話だが、
僕らのカラダにも同じ事が言える。
カラダの症状(メッセージ)に
気づいていないことが問題。
問題視していないことが問題。
生きていれば、問題は必ずある。
問題が無い方がどうかしている。
それに、問題を乗り越えながら
成長していくのが人間なのだ。
問題がなければ成長だってない。
そして、問題は個人個人で違う。
カラダについては、特にそうだ。
もちろん、大枠の傾向はある。
肩こりの原因として「冷え」が
挙げられることは必要な知識。
ただ、細かい原因はそれぞれ違う。
症状の原因は1つだけではない。
心身の要因がいくつも絡み合って、
症状として表れることのほうが
病気では圧倒的に多いのだから。
* * *
自分のカラダに意識を向けること。
まずは、興味を持つことが重要だ。
それが、問題に行き着くこと、
解決することに繋がるのだから。
カラダの声に耳を傾けよう。
自分のカラダに興味を持とう。
病気になってしまってから
仕方なく動き出すのではなく…
病気になる前、つまり日常の中で
カラダの声を聞き、セルフケアの
精神を持ってみてはどうだろう?
それが、セルフケアのパイオニア、
【パーソナル健康学】の読者である
あなたにできることではないか?
それが、セルフケアの普及に繋がり、
破綻を迎えつつある日本の医療制度、
ひいては日本という国を救うことに
繋がっていくのではないだろうか。
2015年…ぜひそんな意識を持って
セルフケアに取組んではどうだろう?
このメルマガ【パーソナル健康学】は
そんな、尊いあなたの行動・挑戦に
役立つ知恵を提供していけるように
これからも努力していこうと思う。
PS
脂肪は外見の問題だけでなく、
あなたの潜在的な心の問題を
教えてくれるありがたい存在だ。
おのころ心平の3つのビデオは
それを的確に教えてくれる。
まずは問題に気付くことで
あなたの人生は好転し始める…