【パーソナル健康学】No.236 (2015.1.9)
>>メルマガの購読はコチラから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。
おのころ心平です。
先日、
「おのころ先生の、
『病気は天才』、よみましたー!」
と元気いっぱいのメールを頂きました。
うーん。一応、著書名は、
★「病気は才能」(かんき出版)
なんですけど…、
※ ※ ※
…とはいえ、
「病気は天才」とは、
言い得て妙(みょう)。
有名なクレッチマーの類型論では、
●分裂気質
・非社交的、静か、控えめ、
まじめ(ユーモアを解さない)、変人
・臆病、恥ずかしがり、敏感、神経質、
興奮しやすい、自然や読者に親しむ
・従順、気立てがよい、正直、
落ち着き、鈍感
●循環気質(躁鬱気質とも)
・社交的、善良、親切、温厚
・明朗、ユーモアがある、活発、激しやすい
・寡黙、平静、陰鬱、気が弱い
●粘着気質
・粘り強い、頑固、融通が利かない、テンポが遅い
・気分は安定しているが、時々爆発する
という性格分類がなされていますが、
このうち、外界に過敏に反応する
分裂気質状態は、その反対に、
内面を深く掘り下げる傾向にあり、
これが何らかの形や創作をともなって
外界へフィードバック(表現)される
ことを人々は、天才と呼ぶのではないか、
という考え方もあります。
※ ※ ※
外界と接するインターフェイスの追求
をしていくと、僕らは、世界に対して、
個々人、さまざまな個性的な接し方を
していることが理解できます。
その意味で、病気とは、
病気というフィルターを通じて
世界と接するという「経験目的」
でもあると僕は考えるのです。
つまり、外界との過敏な接触
に対する、いかんともしがたい衝動を、
カラダに現象として表した結果が病気、
という言い方もできるかもしれません。
※ ※ ※
病気という状態を通じてでも、
世界を個性的に経験したい…、
病気とは、ある種、その人の
世界とのかかわり方で生じる
個性的な自己表現…、
ならば、やはり、その表現の仕様を
変えることは可能なのだろう。
病気は天才…。
うーん、あらためて、
いい考察のヒントを頂いた
気がするのでした。
病気は才能DVD!
★期間限定プレゼントは、1/12(月)まで。
おのころ心平の「カウンセリング事例集」