【パーソナル健康学】No.241 (2015.1.18)
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FROM 安永周平
先日、ある社長さんが書いた
本を読んでいたら、タスク管理
についての面白い話があった。
日々、仕事をしている人は、
タスクを忘れずに管理する
というのは重要なことのはず。
会社で仕事をしていれば、
1つの仕事だけをやり続けて
いればいい…という人は少ない。
特に、仕事が出来る人ほど、
たくさんの仕事を抱えながら、
忘れることなくこなしていく
必要が出てくると思うのだ。
でも、それができると社内で
色んな人からとても感謝される
ステキな女性になれるだろう。
「時間管理」
「タスク管理」
これは、仕事においては
永遠のテーマかもしれない。
これらがしっかり出来れば、
アフターファイブも充実する。
自分が予定を入れた日に、
オシャレなディナーを楽しむ…
なんてことだって出来るはず。
* * *
さて、その本にはタスクを
「フォルダ分け」によって
管理する方法が紹介されていた。
つまり、新しい仕事が入って
きた時に、すぐにその内容を
見極めてフォルダ分けをする。
これを徹底すれば、
時間が足りなくなることも、
やり忘れることもなくなると。
たとえば…
・超急ぎの仕事
・お客様対応の仕事
・部署の計画を立てる仕事
・広告の仕事
などの大きなフォルダを作り、
仕事が入ってきたらまずは考え、
どんどんそこに振り分けていく。
そして、仕事が終わったら
消していく。それを毎日
更新していれば、見落としや
抜けがなくなるはずだ…と。
まぁ、これはよく言われる
ことなので詳細は省くが、
僕がすごく印象深かったのは
次の言葉だった。
「フォルダ分けのセンスが
今の自分自身のレベルだ。」
(ガツンッ!!!)
ときた。
その社長さんは、もう20年以上も、
このフォルダ分けを続けている
そうだけど、20年前と今とでは、
フォルダの分け方が全然違う…と。
つまりは、その人の仕事の内容や
立場に寄って必要なフォルダは
異なるし、フォルダが多くなれば
なるほど新たな責任も生まれる。
僕もこうしたタスクの振り分け
をしながら、どんな分け方が
最もいいのか、最高の分け方は
なんなのか…を時々探したりする。
でも、この本を読んで気付いたのは
「万人にとって100点満点の分け方」
なんてのは存在しないということ。
時間とともにに、自身の成長とともに
フォルダの分け方は、センスよく
変えていく必要があるのだ…と。
これは、全ての問題を解決する
「魔法の分け方」を漠然と探していた
僕にとって、大きな視点の変化だった。
* * *
ただ…これは、僕らの健康にも
同じことが言えるのではないか。
「このサプリを飲んでれば大丈夫」
「このダイエットなら誰でも痩せる」
「このセラピーで全てよくなる」
人は、そんな魔法の健康法を
求めているのかもしれないけど、
カラダはそれぞれ「個性」があるし
その時その時で必要な方法も違う。
アトピー性皮膚炎の人は
「ステロイド」を避けたがるけど、
本当に症状がひどい場合は、
一時的にステロイドを使う選択も
有効に機能することだってある。
春先の花粉症だって、カラダとココロ
のケアをすることで克服できた事例も
たくさんあるけど…今この瞬間の
クシャミ・鼻水を止めたいのなら
薬を飲んだほうが効果的だろう。
だから、今このタイミングで、
自分に何が必要なのか…を知ること。
そのために、自分のカラダの事を
もっと詳しく知ることが重要に
なってくるのではないだろうか。
それが、人生の要所要所で、
大きな選択を間違わないための
秘訣ではないだろうかと思うのだ。
「カラダは決して間違わない」
20万部を超える『免疫革命』の著者
安保徹先生の言葉を噛み締めながら、
今週の自分のカラダの声に
耳を澄ましてみてはいかがだろう?
PS
ちなみに、花粉症へのココロと
カラダのケアに関しては…今から
始めておくと春先も怖くないはず。