【パーソナル健康学】No.252 (2015.2.6)
>>メルマガの購読はコチラから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
おはようございます。
おのころ心平です。
もし、
この世に自分たった一人だったら、
と想像してみて下さい。
誰もいない、たった一人の世界。
なんだか人間関係ストレスに
さらされなくて王様気分に
なるような気もしますが、
それも束の間、
まず困るのは、
「自分が誰だかわからない」
ということですね。
たぶん、自分しかいない世界だったら
「自分は誰か?」なんて、
疑問すら生じようがないでしょう。
※ ※ ※
この世はやっぱり、
誰かとの比較の中で、違いがあるから、
「私はわたしである」
と認識できるようになっている。
…ということはつまり、
私たちは、たくさんの関係の中で
自分が誰であるかを認識するために、
この世に生まれてくるのではないか
と考えるのです。
背が高いとか、
勉強ができるとか、
スポーツに才能があるとかは、
比較できる対象があるからこそ
認識できるのです。
オリンピックの金メダリストだって、
この世にもし、
自分とチーターしかいなかったら
「俺は足がとてつもなく遅い…」
と嘆くことでしょう。
※ ※ ※
貧乏とか病気についても、
「こっから先が貧乏」
とか、
「Aさんは病気でBさんは病気ではない」
とか、
そんな絶対的な基準が、
あるわけではないのです。
ただ、この世のさまざまな
相対的な差を知り、
その差から、
自分はどのへんにいるのか
を知るのです。
※ ※ ※
人生とは自分と他人との差を知りながら、
その差を取り去っていくプロセス。
差取り=悟り。
(↑きゃー、ダジャレです)
そんなふうに考えたみた時、
人間関係不安とは、
あなたと誰かの違いによって
生じるわけですから…、
そうだとするなら、結局のところ、
人間関係不安こそ、
あなた自身の存在証明だ
と言えるかもしれないのです。
そう思えると、
きっともっと楽に生きられますね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━
差取り=悟り。。。
ダジャレに
「なるほどーっ!」
と感心してしまった朝ですが。
私って変わってるかも
あの人みたいになりたいな
どうしたら仲良くできるかな
なんて、悩んだりできるのも
周りに誰かがいてくれるおかげですね。
今日はいっぱい感謝を伝える日にします!
こういった人間心理を学ぶと
自分のココロの整え方も
楽になりそうです
ー 剱悠子