【パーソナル健康学】No.247 (2015.2.5)
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「コレステロール値が
基準値より高いので、
コレステロールを含む食べ物は制限しなさい」
と医者に言われると、
必要以上に神経質になって、
医者に言われたマニュアル通りに
完璧にやろうとしてしまう人が
少なくありません。
またたとえば
「血圧が高めなので減塩しなさい」
と医者から言われると、
1日10g以上は絶対に
塩を摂取しないようにがんばってしまいます。
しかし、私たち日本人に必要な
塩分摂取の15〜25%は
調理に使う食塩によっていて、
それ以外は食べ物に含まれています。
しょうゆにも味噌にも、
天つゆ、タレにも含まれていますから、
もしこれから食塩を取り除いたら、
なんとも味気ない食事をすることに
なってしまい、逆にかなりの
ストレスがかかってしまいます。
ストレスはさまざまな病気を
呼び込む原因です。
ストレスにならない程度に
減塩したほうが、
健康にはずっといいのです。
* * *
また昨今、アンチエイジングを目指して
若さを保つ健康法が大流行ですが、
実際、年齢を重ねてくれば、
生命力は低下し、
病気にかかるリスクは高くなります。
これは生物のもつ
自然の加齢現象ですから、
「病気にならないこと」や
「老化しないこと」を
目標にしてしまうと
ストレスが溜まってきて、
病気を呼び込む結果になってしまいます。
むしろ、
「病気や加齢と、どうやって
仲良くつきあっていくか」
を考えるべきなのです。
歳をとることは逆らえないけれど、
そのスピードをスローペースにすることで
健康に歳をとっていくことができます。
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◎編集後記
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大好きなおうどんを作っているときに
お塩を入れ忘れてしまい、
とっても残念な気持ちになったことを
思い出してしまいました。。。
健康になろうと思ってやっていることが
ストレスになって、逆に病気になる
なんてことは避けたいですね。
そういえば、世の中に出回っている
「子育て論」にも勘違いしていることが
あるみたいですよ
ー 剱悠子