【パーソナル健康学】No.339 (2015.7.9)
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FROM 川嶋朗
さまざまな実験によって
発がん性が確認されている
「発がん性物質」とされているものには
タバコや農薬、
それにさかなや肉のおこげ
などが含まれています。
しかし、これはあくまでも
実験レベルでのこと。
動物実験や細胞レベルの実験では、
発がん性の有無を明確にするために、
その物質を大量に与えます。
そして、わずかでも
がん細胞の発生が認められると、
それは発がん性物質ということになります。
たとえば、おこげ。
おこげだけが原因でがんになるには、
一生の間に何トンもの量を
食べなければなりません。
ですから、
おこげは発がん性物質だから
食べないようにしている
というのは、あまり意味がないのです。
また、発がん性物質と
されているものを食べると、
発がん性物質が体内に溜まって、
がん細胞をつくり出す
というイメージをもたれている人も
たくさんいますが、
これも間違いです。
がんは、がん遺伝子や
がん抑制遺伝子の変異によることが
明らかになっていて、
遺伝子の変異を起こすのが
活性酸素です。
活性酸素こそ、
発がん物質の親玉なのです。
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◎編集後記
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好きなんですよねー、
サンマのおこげ。
そういえば、
「がんになるから」とか
「カラダに悪いから」とかで
お箸でこすって取っていたのを
思い出しました、母が。
今度、教えてあげようと思います!
ー剱悠子
PS
家族との関係を良くしたい
と思われている方にオススメです