onokoro

【パーソナル健康学】No.384 (2015.9.25)
>>メルマガの購読はコチラから
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

FROM おのころ心平

おはようございます。
おのころ心平です。

おかげさまで、
発売日と同時に、重版決定!
 ↓
『月やせ。月とダイエットの秘密』

巻末の年表も素晴らしく、大好評です。

※ ※ ※

新月から、次の新月まで、
およそ29.5日。
これを朔望(さくぼう)周期と呼びます。

地球が太陽の周りを公転しているように
月は、地球の周りを公転しています。

月が地球をまわっているのを、
反対に固定してみて見ると、
月に対して、地球の自転は24.8時間となります。

これは
地球の自転一周24時間÷29.5
(先ほどの朔望周期)で、
月は24時間の間に0.8時間、
逆行していることになるのです。

★太陽に対して、地球の自転は24時間
★月に対して、地球の自転は24.8時間

これ、ぜひ覚えておいて下さいね。

※ ※ ※

「サーカディアン・リズム」
という言葉を聞いたことはないでしょうか?

日周リズム、日内変動.、生物に備わる
昼と夜を作り出す1日のリズムのことを指します。

サーカディアン・リズムに関して、
興味深い報告があります。

ある先天的に目の不自由な男性は、
睡眠リズムが周期的にひどく乱れるため
何年も苦しんでいました。

スタンフォード大学医学部の
L.マイルズ博士らが、実験室内において
この男性の脳波やホルモン、
体内活動などの生物学的機能を、
かなりの日数をかけて記録してみたところ、

この被験者の体温、緊張の度合い、
正常時の睡眠パターンには、
ある一定の周期があることがわかりました。

それらはすべて、
24.8時間という周期だったというのです。

また、別の実験では、
地下シェルターでかなりの長期間、
まったく太陽光に当たらない生活を続けた
男女のグループの経過報告があります。

この実験でほぼ全員に見られたのは、
体内のリズムが一日24.8時間に
変化していくということでした。

太陽光を遮断されると、僕らのカラダは
月の24.8時間リズムになり、
朝起きる時間も、就寝時間も
食事時間も24.8時間リズムで
パターン化していくのです。

※ ※ ※

月の引力によって1日に2回生じる潮の干満。

1日の干満以外に、月の影響の大小が、
大潮・小潮の周期を生じさせます。

この周期はおよそ
14.75日ごとですが、
これは月の朔望周期の半分です。

大潮から次の大潮までの周期は
時間にすると、
14.75×24=354時間。

この354という数字は、月の朔望周期
12回分の354日と同じになります。

これをもとに
1年の大潮-小潮の干潮周期を見ると
24.746回になります。

これは先に見た
「24.8」に限りなく近くなります。

僕らの1日の生命周期は、
太陽周期の24時間だけではなく、
月との関係で、
24.746時間(≒24時間45分)も
内在していることがここにも現れてくるのです。

月のリズムとともに生きると、
カラダはスリムに、ココロはシンプルに。
 ↓
『月やせ。月とダイエットの秘密』

巻末の月のリズムカレンダーも大好評!

━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━━━

生まれた時から
1日24時間と言われて
暮らしてきましたので、

実は社会の時間のリズムと
自分のカラダのリズムに
0.8時間の差があるなんて
気づきませんでした…w

でも、そう考えると、
「朝起きた時に太陽の光を浴びる」
というのは、この0.8時間のズレを
調整することにつながるんでしょうね♪

ー 剱悠子

PS
今まで気づかなかったことを
知ることで見えてくるもの。
それは私たち自身の
カラダの仕組みについても
言えることです

コチラ

ブログにコメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。* が付いている欄は必須項目です。