【パーソナル健康学】No.405 (2015.11.1)
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FROM 安永周平
先日、ホリスティックスペースジャパン
に初めてお邪魔させていただき、
統合医療において名立たるドクターの
方々の話を伺う機会がありました。
要明雄先生
ホリスティック・スペース・ジャパン 代表
HSJホリスティック・クリニック 院長
帯津良一先生
NPO法人 日本ホリスティック医学協会会長
帯津三敬病院名誉院長
永田良一先生
株式会社 新日本科学(東証一部上場)
代表取締役会長兼社長兼CEO
要先生も、帯津先生も、
御年80歳前後であるにも関わらず、
バイタリティー溢れておりまして…
永田先生にいたっては、
東証一部上場企業トップでありながら、
現役のドクターとしても、分刻みの
スケジュールで生きている超多忙な方。
そして、お三方に共通するのが、
「超・謙虚」であるということ。
「本当に強い人は謙虚だ」
という言葉を時々耳にしますが…
まさに、それを体現されている
方々をみたような気がしました。
話を聞いていると、
そのスケールの大きさに、
僕のような鼻タレ小僧の悩みなど
なんとちっぽけなものだろうか…
と思わずにはいられませんでした。
* * *
で、個人的には、
特に印象に残ったのが、
永田先生の社員教育の話。
従業員が2000人規模の会社で、
超多忙な中でも、永田先生自身、
若手と行動をともにする時間を
大事にしているのだとか。
そして、できるだけ自分と
同じ体験を共にしてもらって、
失敗含め、起こった事実に対し、
「どう思ったのか?」を聴く…と。
そして、それを聴いたうえで、
「自分だったらこう考える」
という点を具体的に話して
フィードバックする…
そうすることで、
スタッフに「追体験」を
してもらうのだそうです。
すると、若手のスタッフは
自分の行動を振り返り反省する。
そして、この『反省力』こそが、
若手の社員の将来を決める…と。
これ、内容自体も、とても
勉強になったのですが…何より、
超多忙なスケジュールの中で、
これを実践するということは、
大変な努力を伴うはずです。
それを実践するトップの
生き様のようなものに感動し、
思わず目頭が熱くなりました。
あの謙虚な話し方の裏に、
ものすごく強い信念を感じ、
本当にカッコいいと思いましたね。
* * *
偉大な先生方の話を聞いて思うのは、
やっぱり、人が魅力を感じるのって
「生き方」なんじゃないかなと。
※僕の個人的な話かもしれないですが
世の中には数々の「名言」があり、
その名言自体は共感するものが多い。
でも、それらの名言も、
「誰が言っているか?」
によって、全く重みが違います。
先の永田先生の言葉もそうですが、
「スタッフへの教育」が大切なのは、
おそらく誰も異論はないでしょう。
でも、自分の利益ばかりを考え、
スタッフを大事にせずにこき使う、
そんな社長が同じことを言っても…
たぶん、何の価値もない言葉に
成り下がってしまうはずです。
これって、きっと、
セラピストがクライアントに
向き合うときも同じはずです。
セラピストとしての生き方に
魅力がなければ…クライアントも
その人の素直に受け入れることは
できないのではないでしょうか?
実は、同じ会場に、
NPO法人沖ヨガ協会の理事長である
龍村修先生も来ていらっしゃいまして…
龍村先生がセラピストの方に
向けて話してくれた内容の中に、
「治療家になるな、教育者になれ!」
という言葉がありました。
つまりは、セラピストは、
施術によって治すのではなく、
その人の人生をよりよい方向に
導くような存在でなくてはならない。
「教育者」である必要がある…と。
だからこそ、セラピストになる方は、
施術や専門知識うんぬんよりも、
まずは自分自身の生き方に
目を向ける必要があるのでは…
そんなふうに思うのですが、
あなたはどう思いますか?
PS
「セラピスト=資格」という発想が
「資格はあるのに仕事にできない…」
といった問題を生んでいる気がします。
↓
コチラ
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◎編集後記
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表面的な改善や治療だけでなく、
その人自身の奥にある心に届く
施術やセラピーができる人に
なることができたら、
龍村先生のおっしゃる「教育者」に
近づけるのかもしれませんね。
若手の社員に対する永田先生の姿勢も
彼らの心を動かす教育論ですもんね。
ー剱悠子
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