【パーソナル健康学】No.435(2015.12.24)
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FROM 川嶋朗
私のところに診察に訪れる
患者さんの中にも、心の冷えが原因で
体が冷えてしまっているケースは
少なくありません。
「どうしても寒くて、寝ることができない」
と来院した女性の患者さんもその1人でした。
その女性の話を聞いているうち、
彼女がご主人に対して激しい怒りを
感じていることに気づきました。
35年前にご主人が浮気したことが、
「今でも許せない」と言うのです。
「冷えの原因はこれだな」と感じた私は
ホリーという怒りや憎しみの感情を
コントロールするフラワー・エッセンス
を処方することにしました。
過去にこだわっている人に使う
ハニー・サックル、
いつも同じ感情にさいなまれている人に
使うホワイトチェストナットも
ブレンドしました。
すると、彼女がある日突然、
「先生、主人の浮気に
こだわっているのが何だか
バカらしくなりました」
と言うのです。
残りの人生を
もう少し楽しく過ごしたいから、
主人がもらった退職金を使って
遊ぶことにする、
彼女はすっきりした顔でそう言いました。
彼女の変化がフラワー・エッセンスに
よってもたらされたのかどうか、
証明することはできません。
でも私は、フラワー・エッセンスの
見えない力が働いたのだと思っています。
自分の感情が原因で
体が冷えていることに気づく
患者さんは滅多にいません。
「寒い、冷たい、眠れない」と、
自分が置かれているつらい状況にしか
目が向けられないのが普通ですし、
体が冷えている原因が
感情にあるなんて思いもよらないでしょう。
だから冷えに対して
統合医療的なアプローチを試みるときも
私の診察スタイルは変わりません。
「あなたの中に原因があるはずです。
まずは朝起きてから次の朝起きるまで
どういう生活をしているか、
見直すところから始めましょう」
と話し、患者さん自身に
自分の間違いを見つけてもらいます。
いきなり治療を提供したり、
治療方法を提案したりすることはありません。
「自分で温めることをやってから、
考えましょう」
と話し、まずは自分で体を温める
努力をしてもらうのです。
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◎編集後記
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怒りや憎しみ、罪の意識やストレス…
そういった、
冷たい氷のような感情が心の中にあると
どれだけ外から温めようとしても、
体の中はいつまでも
温かくならないのかなーなんて思います。
今日はクリスマスイブですし、
お子さんやパートナーの方を
あったかい心でギュッと包んであげて、
お互いの心の中にある冷たい感情を
溶かしてあげるのもいいかも
しれないですね♪
メリークリスマス☆な1日を!
ー 剱 悠子
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