FROM 川嶋朗
西洋医学では、
心と体を別物と考えて
治療を行なうケースがほとんどです。
ですが、人間の心と体は
深くかかわっています。
心が動けば
自律神経のバランスが変わり、
自律神経の変化は
内分泌系に影響を与えます。
分泌されるホルモンが変われば、
代謝にも影響するでしょう。
心と体を分けて治療していたら、
病気が完全に回復することはありません。
冷えを例に考えてみましょう。
日本には冷えの症状に
悩んでいる人がたくさんいます。
その大きな理由は、
エアコンや冷蔵庫の普及により
常に体を冷やす環境に
身をおいていることでしょう。
でも体が冷える原因は
それだけではありません。
現代の日本人は常に
ストレスを感じながら生活しています。
ストレスを感じると
交感神経が優位になり、
交感神経の末端からは
ノルアドレナリンが、
副腎皮質からは
ステロイドホルモンが分泌されます。
これらのホルモンには
血小板凝集を促進したり、
血管を収縮させたりする
機能があるので、
血液はドロドロになり、
血液は流れにくくなります。
すると血液は熱を運べなくなり、
体は冷えてくるのです。
つまりストレスで心が冷えることが、
体を冷やしているのです。
体が冷えて体調が悪くなれば、
気分も沈みます。
それがストレスになり、
体はますます冷えてしまうでしょう。
このように心と体は互いに
大きく影響しあっています。
病気を完全に治そうと考えるなら、
心と体を統合して考え、
両者にアプローチできるような治療を
行わなければならないのです。
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◎編集後記
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忙しい時にはどうしても
ストレスが溜まりがちですが、
そういう時こそ
温かいものを飲んだり、
足元や手を温めたら、逆に
心の冷えも取れるんじゃないか
と思っています♪
ー 剱 悠子
PS
心と体がお互いに
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