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FROM 川嶋朗

人間の体に気を出し入れできるのは、
気功師に限ったことではありません。

気は誰にでも出せるものですし、
内気功のやり方を学べば、
自分で自分の気を整えることが
できるようになるでしょう。

周囲にある気を取り入れ、
自分の体内の気を正しく
流せるようになるのです。

内気功の原則は
調身、調息、調心ですから、
体と呼吸、心のバランスを
整えるよう心がけるだけでも、
効果が期待できます。

たとえば、気の流れが滞って
ストレスを感じる場合、
呼吸で改善することが可能です。

意識して呼気の時間を長くとり、
「ふぅっ」とゆっくり息を吐いてあげれば
だんだんと気持ちがリラックスしてくるでしょう。

呼気は副交感神経の活動に
影響を与えるからです。

呼気で副交感神経の活動を高め、
交感神経が優位になっている状態を
緩和することで、ストレスの軽減に
つながるのです。

ヨガには気という概念はありませんが、

ヨガとは
「乱れた心を一点に結びつける」
という意味をもった古代インドの言葉で

プラナ=生命の根源という考え方があります。

おそらくプラナは気と同じものであり、
ヨガには気を整える効果があるはずです。

人間の体はすべて気でできている、
という話を荒唐無稽だと感じる人もいるでしょう。

気功治療の効果を信じられない人も
いるかもしれません。

実際、自然が本当にエネルギーを
もっているのか、気でできているのか、
現在の科学で証明することはできません。

気は目に見えるわけではありませんし、
エネルギー量を測定して
数値化することも不可能です。

科学的な根拠のないものは認めない
と言われてしまえばそれまででしょう。

でも、科学ははたして万能なのでしょうか。

「なんで人は生まれてくるのか。
 なんで人は死ぬのか。」

「どうして人の寿命は
 約80年で尽きるのか。
 どうして犬や猫は約20年しか
 生きられないのか。」

こうした疑問に答えられる
科学者はいないでしょう。

科学で説明できないことは
たくさんあります。

きっと現時点での科学のレベルが
低すぎるのだろう。

私はそう解釈しています。

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◎編集後記
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交感神経や副交感神経も
「ある」と信じていますが、
実際、私はまだ見たことがありません。

気の流れや「虫の知らせ」も
同じく「ある」と感じています。

世の中には、まだまだ
説明のないものがたくさんありますね。

ー 剱 悠子

PS
乱れた心を一点に結びつけるヨガ。
やってみたいけど続けられるか
自信がないなら、基本から
始めてみるのも良いでしょう

コチラへ!

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