kawashima

FROM 川嶋朗

細胞は常に生まれ変わり、
分泌物も常に変化しています。

あるものは壊され、
あるものは新しくつくられます。

見た目はまったく同じでも、
十分前の体と十分後の体は絶対に違うのです。

それどころか、
一秒一秒刻々と変化しています。

人間の体はとてもダイナミック、といえるでしょう。

常に様々な生体反応や免疫反応を
起こしながら、自分の体を
一定の状態に保つシステムを、
ホメオダイナミクスと呼びます。

本来、人間は誰でも
このすばらしいシステムをもっています。

ホメオダイナミクスを維持することこそ
健康と呼ぶのにふさわしいのではないでしょうか。

ホメオダイナミクスを
維持することが健康なら、
病気とはホメオダイナミクスを
維持できない状態にほかなりません。

そして、ホメオダイナミクスの維持を
阻害する要因こそ病気の原因ではないか、
私はそう思っています。

過剰な紫外線やダイオキシン、
遺伝子を大量に破壊するウィルス、
薬など、ホメオダイナミクスを阻害する
要因はたくさん存在しています。

これらをすべて排除することは
不可能ですが、自己治癒力を高め、
これらの要因に対抗するためのヒントを
1つ、ご紹介したいと思います。

それは、適度なストレスをかけること。

適度なストレスは、自己治癒力を
維持するために必要不可欠です。

ただし、過度のストレスは心身にとって
よくないのはご存じのとおりです。

ストレスを過剰に受けると
交感神経が優位になり、
アドレナリンやノルアドレナリンが出ます。

逆にリラックスしているときには
副交感神経が優位になり、アセチルコリンが出ます。

これら両方が強調しあって、
体の機能は保たれています。

どちらか片方だけがいいのではありません。

ストレスが多いなと感じている人は
副交感神経を優位にしてあげるべく、
意識的にリラックスする、あるいは
生活習慣を変えるというのがよいでしょう。

ただし、起きている間ずっと
副交感神経優位だと、ぼーっとして
眠くてしようがありません。

大切なのは、バランスです。

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◎編集後記
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アドレナリンが出っぱなしだなぁ
と感じるときは、自然とお風呂に
ゆっくりと浸かりたくなります。

自分ではあまりストレスに
気づきにくい方なので、こうやって
「休みなさいよー!」と、カラダが
教えてくれているんだろうなと
感謝しています。

ー 剱 悠子

PS
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