FROM 川嶋朗
食事はすべてにおいて「いい加減」が肝です。
1. 同系統の食材・食事を食べすぎない
2. 食材の陰陽をバランスよく
3. 人工的に冷やした物を食べすぎない
4. 腹いっぱい食べない
など、すべてが「○○すぎない」点がポイントです。
どんなに栄養たっぷりでも、
こだわりの製法で育てた食材にも、
いい面と悪い面があります。
ダイエットに励む人は、
リンゴだけ、バナナだけなど、
「1品だけ食べるダイエット」に
走りがちですが、
同じものを食べすぎれば
栄養が偏るのはもちろん、
食材の悪い面が体に害を及ぼし、
体を冷やします。
食事は
「何でも少しずつ、いい加減に食べる」
が基本。
よって
ドカ食い、極度の食事制限なども
絶対に御法度です。
植物も動物も、他の種族に
自分たちの種族を奪われたくないので、
多少なりとも毒になるものを含んでいます。
例えば牛乳。
飲みすぎると下痢をする、
お腹が張るといった症状を
訴える人がいますが、
これは牛乳に含まれる乳糖が原因です。
牛乳を飲みすぎると体に不調をきたすのは、
乳糖を分解する酵素が不足しているため。
つまり乳糖という毒を含ませることで、
他の種族に乳を奪われないように
なっているということです。
そもそも、ほかの種族の乳を
当たり前のように飲むのは、
人間だけです。
牛乳に限らず、海のもの山のもの、
動物性、植物性、草花までも
食する人間は、食物連鎖の頂点にいます。
あらゆるものを食べるので、
それだけ毒もたっぷり体に入ります。
1日30品目を食べましょうとか、
いろんな食材を食べましょうと
推奨する理由は、栄養バランスを
考えたことである一方、
何でも食べることで
食材のもつ毒をなるべく散らそう、
という考え方だといえるのです。
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◎編集後記
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後輩に胃腸が弱い人がいるのですが、
彼も「僕、乳糖がダメなんです…」
と言っていました。
好きなものはついつい食べる回数が
増えてしまいますが、肝臓や胃腸、
腎臓のことなど、自分のカラダを
よく知り、負担をかけないように
バランスのよい食事を心がけたいですね。
(いつまでも美味しいものを
ガマンせず食べられるように!)
ー 剱 悠子
PS
昨日、メールでお伝えしましたが、
今週日曜日から新しい執筆陣、
モデル・ビューティーフード研究家の
室谷真由美さんが加わります!
食事や美容に関する質問、
聞きたいことなどを募集していますので
こちらのページから教えてください