FROM おのころ心平
おはようございます。
おのころ心平です。
一昨日の日曜には、
啓蟄(けいちつ)を迎えました。
啓蟄の、
「啓」は、開く、
「蟄」は、土中に隠れ閉じこもった虫
という意味なので、
啓蟄は
冬籠りの虫が這い出るという
意味になります。
そう、どんどん春めいてまいります。
※ ※ ※
宮崎駿監督の
『風の谷のナウシカ』という映画、
ご存知の方も多いと思いますが、
あの中に、
虫がいっぱい飛んでいるシーンが
あります。
僕の友人などは、
「あんな環境、耐えられないーぃー。」
と、悲鳴をあげていましたが、
春先は虫に限らず、
微生物も蠢蠢と繁殖します。
この季節、花粉だけでなく、
こうした微生物も大いに
空気中を飛び交うのです。
※ ※ ※
冬のひんやり乾燥した空気から、
様々なものを含んだ生温かい空気へ。
鼻粘膜、
咽頭粘膜、
気管粘膜、
腸粘膜なども、
いままで乾燥状態でいたのに、
いきなり多くのものを含む
ねっとりとした空気に変わるものだから、
焦って、粘液を
大量放出します。
鼻水、
唾液、
胃液、
腸液…。
ついでに涙も。
花粉症って、
ひと言で言いますが、
この時期は、
カラダ全体で急に入ってくるものを
薄めようという水分反応が
起こっているわけなんです。
おのころ流、
花粉症=全身反応説でしたー。
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◎編集後記
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私もひどくはありませんが花粉症で
最近外に出るのがつらいです。
先日テレビの情報番組で
花粉症対策グッズの特集を見たのですが、
グッズが毎年どんどん進化していることに
驚きました。
外側からだけでなく、
自分の内側を見つめ直す
花粉対策をしていきたいと思います。
ー 三浦とも子